23章:投影露光計算演習(4)
- 投影露光演習4(位相シフトパターン)
位相シフトパターンを用いると解像度を向上できます。
問題:波長365nm、レンズNA0.5、照明σ0.4の無収差で照明光軸ずれのない投影光学系で図14.13に示す位相シフトパターン(周期パターン)の投影像とフーリエ変換像を計算せよ。
焦点はベストフォーカスとし、データ範囲分割数(N=40)、 データの刻み幅(dx=0.025)、 矩形パターン数(Pn=3)とする。
解答:
(1)表14.4に示す入力条件表を作成します。
シート「投影露光演習4《を参照願います。
(2)ファイル「VBA_C近接露光計算.xls《を開き、シート「IN_FM《にシート「投影露光演習4《を貼り付けます。
(3)シート「操作《の「計算実行《ボタンを押します。
(4)シート「投影像・図《の結果を確認します。
(5)シート「フr-リエ振幅・図《の結果を確認します。
(1)図23-2の投影露光演習4結果(投影像・図)から位相シフトパターンを用いると解像度を向上できることがわかります。(位相シフトパターン→解像度向上)
(2)図23-3の投影露光演習4結果(フr-リエ振幅・図)から位相シフトパターンでは0次光が極めて弱く±1次光がメインであることがわかります。 (位相シフトパターン→0次光が無し)
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