15章:簡単 WebBrowser の作成 (C#)

    作成2013.04.15

     VBで作成したプログラムをC#言語に変換します。

  1. 参照元情報
     簡単 WebBrowser の作成は(Visual Basic ガイド ツアー)
    「簡単 WebBrowser の作成」にジャンプする
     作成方法の詳細は上記を参照願います。


  2. 簡単 WebBrowser の作成の完成ファイル
     簡単 WebBrowser の作成の作成の解説とおりに作業を実施すると、VBプロジェクトファイル群が完成しますが、C#言語に変換します。
     完成ファイルは以下からダウンロードできます。
     ダウンロード後は解凍してから使用してください。
      [簡単 WebBrowser の作成]をダウンロードする。
     解凍すると「15WebBrowser1」フォルダーがあります。
    注(1)「15WebBrowser1」フォルダーの「WebBrowser1.sln」ファイルをダブルクリックすると「Express 2012 for Windows Desktop」が起動します。
    注(2)メニューの「ウインド」_「ウインドレイアウトのリセット」で標準に戻ります。
    注(3)「ソリューションエクスプローラ」ウインドウ内の「Form1.cs」をダブルクリックすると「デザイン」が表示されます。
    注(4)メニューの「表示」_「コード」を選択するとコードが表示されます。
    注(5)「WebBrowser1.sln」の動作確認は「デバッグ」_「デバッグ開始」で実行します。デバッグ機能を用いて動作確認を行います。


  3. WebBrowser1.slnの実行
    (1)「Express 2012 for Windows Desktop」のデバッグ機能を使用します。
    (2)「デバッグ」_「デバッグ開始」を選択します。
    (3)操作画面が表示されます。
    (4)URLテキストボックスにカーソルを移動して、Enterキーで指定のURLに移動します。
    (5)クローズボックスで終了します。


  4. 新規プロジェクトの作成
    (1)Form1のデザイン設定
     新規プロジェクトを作成すると「デザイナー」にはForm1が自動生成されます。Form1のデザイン設定はVBのForm1のコピー&ペーストで完成します。

    (2) Form1コード
     基本コードが自動生成されます。


  5. Form1の全コード
    using System;
    using System.Windows.Forms;
    
    namespace WebBrowser1
    {
        public partial class Form1 : Form
        {
            public Form1()
            {
                InitializeComponent();
            }
            private void TextBox1_KeyDown(object sender, KeyEventArgs e)
            {
                if (e.KeyCode == Keys.Enter)
                {
                    WebBrowser1.ScriptErrorsSuppressed = true;
                    WebBrowser1.Navigate(TextBox1.Text);
                }
            }
    
            private void WebBrowser1_Navigated(object sender, WebBrowserNavigatedEventArgs e)
            {
                TextBox1.Text = WebBrowser1.Url.ToString();
                String Title = WebBrowser1.DocumentTitle;
            }
        }
    }
    


  6. Form1コードの説明
    (1) private void TextBox1_KeyDownはTextBox1.KeyDownイベントで呼び出されます。
    (2) if (e.KeyCode == Keys.Enter)は「Enter」キーが押された場合、下記を実行します。
    (3)WebBrowser1.ScriptErrorsSuppressed = true;はスクリプトエラー防止用のコードでTrueを設定しないとエラーが多発する場合があります。
    (4)WebBrowser1.Navigate(TextBox1.Text);はTextBox1に設定されたURLを参照してハイパージャンプします。
    (5)private void WebBrowser1_Navigatedはブラウザでリンク先をクリックしたときに呼び出されます。
    (6)TextBox1.Text = WebBrowser1.Url.ToString();はTextBox1にリンク先のURLを設定します。
    (7)String Title = WebBrowser1.DocumentTitle;は変数Titleにリンク先のタイトルを設定します。


    感想:
    (1)VBからC#への変換は簡単でした。







16章:10 行でズバリ!! デスクトップ アプリケーションの作成 (WPF アプリケーション) (C#)に行く。

トップページに戻る。