4章:気象観測レコーダ2型
作成2014.05.24
風力と雨量の測定機能を追加しました。
- 気象観測レコーダ2型の回路図
気象観測レコーダ2型の回路図を以下に示します。
- 評価プログラム
まずは下記の「37-4.zip」ファイルをダウンロードしてください。
[37-4.zip]をダウンロードする。
解凍するとフォルダー内にUSB-HID-SCDフォルダーがあります。USB-HID-SCDフォルダー内に
(1)MPLAB IDE-Xフォルダー
*MPLAB IDE-X\src\apps\usb\device\hid_custom\firmware\MPLAB.Xがソースプログラムです。
*ファイルの相対位置関係は変えられません。
*容量削減のため、直接関係無いと思われるファイルは削除しました。
*「XC8」用です。
(2)Windows Softwareフォルダー
(2-1)PnP Demo - Windows Softwareフォルダー
*Microsoft Visual C# 2012 Express(ソース)
(3)注意事項
*上記プログラムはPIC18F4553用に修正してあります。
*Microsoft Visual C# 2012 Express(ソース)はVS Express for Desktopを管理者として実行しHID PnP Demo.slnを開く必要があります。(ダブルクリック起動ではビルドが成功しません。)
- 操作方法
(1)リセットボタンで初期状態になります。
(2)SW1を押すと温度測定値をEEPROMに記録を開始します。
(3)記録中は基板のRE2に接続されたLEDが点灯します。
(4)基板のSW2を押すと記録を終了し、USBモードになります。
(5)リセット状態でSW2を押すと直接USB通信モードになります。
(6)パソコンでHID PnP Demoを起動して、読取開始ボタンを押すと測定データファアイルが作成されます。
- 気象観測レコーダ2型の外観
気象観測レコーダ2型の外観を以下に示します。
- 操作方法
(1)基板のリセットボタンで初期状態になります。
(2)基板のSW1を押して離すと測定値(10回)をEEPROMに記録をします。
(3)記録中は基板のRE2に接続されたLEDが点灯します。
(4)基板のSW2を押すと記録を終了し、USBモードになります。
(5)リセット状態でSW2を押すと直接USB通信モードになります。
(6)パソコンでHID PnP Demoを起動して、読取開始ボタンを押すと測定データファアイルが作成されます。
- 結果の検討
(1)気象観測レコーダに風力と雨量の観測機能を追加しました。
(2)風力と雨量の観測にかんしては、市販品で安価な検出器が見つからず、手作りとなりました。
(3)風力(相対値)は一定時間内での風車の回転数として計測します。
(4)雨量(相対値)は一定時間内での水車の回転数として計測します。
(5)風車が僅かですが回転摩擦力があり、微風の場合回転しません。
(6)同様に水車も僅かに摩擦力があり、霧雨の場合回転しません。
(7)本来ならば、風力と雨量の厳密な校正が必要ですが、とりあえず一定時間内の回転数として計測します。
5章:においセンサTGS2450の検討に行く。
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