1章:MPLABR X IDE v2.25開発環境の構築
作成2014.08.04
AE-USBPIC44基板とPICkit3の外観
AE-USBPIC44基板とPICkit3の外観を以下に示します。
購入部品と価格
(1).PIC18F4553使用 USBマイコンボード
価格:¥1,280 × 数量:1 = 合計:¥1,280
(2)マイクロチップ PICkit3
価格:¥4,300 × 数量:1 = 合計:¥4,300
(3)USBケーブル Aオス−マイクロBオス 1.5m A−microB
価格:¥130 × 数量:1 = 合計:¥130
(4)送料 ¥500
開発ソフトのインストール
(1)MPLABR X IDE v2.25 (10/30/2014) 373.5 Mb
以下のアドレスからダウンロードします。
http://www.microchip.com/pagehandler/en-us/family/mplabx/home.html
解説要約
MPLABRX IDEは、マイクロチップ社のマイクロコントローラやデジタルシグナルコントローラ用のアプリケーションを開発するために、PC(Windows、MacOS、Linux)上で動作するソフトウェアプログラムです。
マイクロコントローラのためのコードを開発するための単一の統合「環境」を提供するので、統合開発環境(IDE)と呼ばれている。
社内で開発された以前のMPLABRIDEのバージョンと異なり、MPLABRX IDEは、オープンソースのOracle、NetBeans IDEをベースにしています。
これにより、私たちは非常に迅速かつ容易に多くの頻繁に要求される機能を追加することができました。
将来的にあなたにさらに多くの新機能をもたらすために、多くの拡張可能なアーキテクチャを私たちに提供します。
(2)MPLABR XC8 Compiler v1.33B(9/6/2014)180.0 MB
以下のアドレスからダウンロードします。
http://www.microchip.com/pagehandler/en-us/devtools/mplabxc/home.htm
解説要約
MPLABRXCコンパイラは、高度に最適化されたコードを生成します。
PRO版では、ほとんどの機能を有しており、最良のコードの最適化を生成します。
コンパイラの低コストのオプションもスタンダード版として利用可能です。
MPLABRXCコンパイラのライセンスは無料版として利用可能であり、60日のプロの評価試験のオプションがあります。
マイクロチップ社の最新のコンパイララインであるMPLAB XCコンパイラは、プロジェクトの開発ソフトウェアのニーズのための包括的なソリューションを提供し、すべてのMPLAB CとHI-TECHコンパイラを置き換えます。
*利用可能な無料のダウンロードとニーズに合わせて異なる最適化レベルを提供しています。
(3)v2014-07-22 (Windows) Microchip Libraries for Applications
以下のアドレスからダウンロードします。
http://www.microchip.com/pagehandler/en-us/devtools/mla/home.html
解説要約
アプリケーションのためのマイクロチップのライブラリ(MLA)は、複数のライブラリを使用する必要があるアプリケーションのための相互運用性を強化します。
アプリケーション用のマイクロチップのライブラリをダウンロードしたら、アプリケーションに必要なプロジェクトを選択することができます。
ソースコードに加えて、このソフトウェアパッケージにはドライバー、デモ、ドキュメント、およびユーティリティが含まれています。
アプリケーション用の古いマイクロチップライブラリーのアーカイブされたバージョンは、下記のダウンロードセクションで提供されています。
2013年12月20日のリリース以降では、MLAは唯一MPLABRX IDE用のビルド済みのプロジェクトが含まれます。
すべてのレガシーデモはMLAの新しいバージョンに移植されているわけではありません。
必要とする場合は、以下のレガシーMLAタブを参照してください:
*Windowsプログラムのソースはアーカイブを参照する必要があります。
データシート
プログラム作成にあたってはデータシートを参照する必要があります。
「PIC18F4550.pdf」 にいく。
「PIC18F4553.pdf」 にいく。
開発ソフトインストールのアイコン
(1)「MPLAB X IDE v2.25」をインストールすると「MPLAB X IDE v2.25」「MPLAB driver swither」「MPLAB IPE v2.25」の3個のアイコンがディスクトップに作成されます。
(2)アイコンの画像
アイコンの画像を下記に示します。
(4)アイコン「MPLAB X IDE v2.25」
・メインのソフト開発環境となります。
(5)アイコン「MPLAB driver swither」
・ツールPICkit3のドライバーを「MPLAB X IDE v2.00」と「MPLAB IDE v8.92」で切り替えるために必要となります。
・「MPLAB IDE v8.92」がなければ必要ありません。
(6)アイコン「MPLAB IPE v2.25」
・hexファイル(機械語変換ファイル)を直接PICマイコンに書き込むことができます。
・PICマイコンから機械語変換データを読み出し、hexファイル(機械語変換ファイル)として保存できます。
・PICマイコンへは別電源で供給する必要があるようです。
秋月電子通商サンプルプログラム「MPLABを使った使用例1」の実行
(1)秋月電子通商サンプルプログラム「MPLABを使った使用例1」については、MPLABを使った使用例1どおりに実行できました。
(2)「PIC18F4553マイコンとPICkit3」2章:秋月電子通商サンプルプログラム「MPLABを使った使用例1」の実行も変更の必要がありません。
(3)AE-USBPIC44基板への電源供給方法
AE-USBPIC44基板への電源供給方法はいろいろ選択可能となっています。
プログラム書込み時は、PICKit3から電源供給できますが、外部電源またはUSB接続側から電源を供給した方が動作が安定します。
*5V、USB接続側から電源を供給を選択しました。(この場合、PICKit3から電源供給は不要です。)
(3)ソースプログラム
基本的に秋月電子通商サンプルプログラムの変更の必要はないのですが、
#include <p18f4553.h>は記載不要のようです。
また一部の#pragma configは記載不要のようです。
以下のように変更しました。
「newmain18.cの内容変更ファイル」 にいく。
結果の検討
(1)「MPLAB X IDE v2.00」と「MPLAB X IDE v2.25」の違いは、わかりませんでした。
2章:秋月電子通商サンプルプログラム「MPLABを使った使用例2」の実行 に行く。
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