54章:Arduino演習(LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBW編)

    作成2015.09.10

  1. Arduino(アルドゥイーノ)演習参照アドレス
     Arduino(アルドゥイーノ)演習は下記のアドレスを参照します。
    https://www.arduino.cc/en/Tutorial/HomePage


  2. LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBWの回路図
     LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBWの回路図は以下となります。





  3. LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBW
    *品名:I2C接続キャラクタLCDモジュール 16x2行 白色バックライト付
    *購入先:秋月電子通商
    *価格:¥1280
     LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBWの詳細仕様は下記を参照します。
    [54-1.pdf]をダウンロードする。
    *PICマイコン用のサンプルプログラムが記載されています。


  4. LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBWのスケッチ
    (1)Wire LibraryとPICマイコン用のサンプルプログラムを参照して、以下のスケッチを作成しました。
    #include <Wire.h>
    const char table[]={"This is program for The AMC1602  "};
    
    void setup() 
    {
      Wire.begin();       // I2C初期化
      LCD_begin();
    
      byte i;
      writeCmd(0x80);//ディスプレイON、CURSOR-OFF、blinking-OFF
      delay(5);
      for(i=0;i<16;i++)
      {
        writeData(table[i]);
        delay(5);
      }
      writeCmd(0xC0);//2行目の先頭に移動
      delay(5);
      for(i=16;i<32;i++)
      {
        writeData(table[i]);
        delay(5);
      }
    }
    
    void loop() {}
    
    void LCD_begin(void)
    {
      // LCD初期化
      delay(15);
      writeCmd(0x01);//クリア ディスプレイ
      delay(5);
      writeCmd(0x38);//8ビットモード、2ライン、5x8ドット
      delay(5);
      writeCmd(0x0f);//ディスプレイON、CURSOR-ON、blinking-ON
      delay(5);
      writeCmd(0x06);//CURSOR移動、スクロールOFF
      delay(5);
    }
    
    void writeCmd(uint8_t cmd) 
    {
      uint8_t rs_flg;
      Wire.beginTransmission(0x50);
      rs_flg = 0x00;
      Wire.write(rs_flg);
      Wire.write(cmd);
      Wire.endTransmission();
    }
    
    void writeData(uint8_t dat) 
    {
      Wire.beginTransmission(0x50);
      Wire.write(0x80);
      Wire.write(dat);
      Wire.endTransmission();
    }
    


  5. LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBWの実行
    (1)メニューの「スケッチ」_「マイコンボードに書き込む」で書込みされ、実行されます。
    (2)以下が表示されます。
    This is program 
    for The AMC1602 
    





  6. LCDモジュール/ACM1602NI-FLW-FBW
    (1)一般的にはSDAとSCLのプルアップが必要ですが、プルアップ無しで動作しました。
    (2)I2C通信の手順はACM1602NI-FLW-FBWの仕様に合わせる必要があります。
    (3)ACM1602NI-FLW-FBWの通信コマンドは多様で仕様書の参照が不可欠です。。
    (4)仕様書にはPICマイコン用のサンプルプログラムが記載されており、これを参考にしました。
    (5)PICマイコン用のサンプルプログラムとArduinoのスケッチを比較するとArduinoのスケッチ方が簡潔な記述となります。




55章:Arduino-UNOとAE-USBPIC44基板のシリアル通信(1)に行く。

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