13章:ESP-WROOM-02とArduinoIDEでLED点滅

    作成2015.10.30

  1. ESP-WROOM-02とArduinoIDEでLED点滅の参考アドレス(1)
    技適済み格安高性能Wi-FiモジュールESP8266をArduinoIDEを使ってIoT開発する為の環境準備を10分でやる方法
    http://qiita.com/azusa9/items/264165005aefaa3e8d7d
    **丁寧に解説されています


  2. ESP-WROOM-02とArduinoIDEでLED点滅の参考アドレス(2)
     Arduino core for ESP8266 WiFi chip
    https://github.com/esp8266/Arduino
     Arduinoの環境にESP8266チップのサポートをもたらします。使い慣れたArduinoの機能とライブラリを使用してスケッチを書き、ESP8266マイクロコントローラ上で直接それらを実行することができます。
    Installing with Boards Manager
    Arduino1.6.4以降のボードは、マネージャを使用してサードパーティのプラットフォームパッケージのインストールが可能です。
    (1)ArduinoのウェブサイトからのArduino1.6.5をインストールしてください。
    (2)環境設定ウィンドウを開いてください。
    (3)ボードマネージャの追加URLフィールドにhttp://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.jsonを入力します。
    カンマで区切って、複数のURLを追加することができます。
    (4)ツールからボードマネージャをオープンします。
    ボードメニューのesp8266プラットフォームをインストールします。
    (ツールからESP8266ボードを選択することを忘れないでください。)
    *ここが供給元です。


  3. ArduinoIDE入手方法
    (1)開発環境のダウンロード先アドレス:以下のアドレスからダウンロードできます。
    https://www.arduino.cc/en/Main/Software


  4. ArduinoIDEの設定方法
    (1)"arduino.exe"をダブルクリックで起動します。
    (2)メニュー「ファイル」_「環境設定」を選択します。
    (3)Additional Boards Manager URLs:に以下の設定をします。
    http://arduino.esp8266.com/stable/package_esp8266com_index.json



    (4)メニュー「ツール」_「ボード」_「Boads Manager」を選択します。



    (5)「Boads Manager」のサーチ欄にespと入力すると検索できます。



    (6)「Insutall」ボタンを押します。
    (7)「Boads Manager」を閉じます。
    (8)メニュー「ツール」_「ボード」_「Genric ESP8266 Module」を選択します。



    (9)メニュー「ファイル」_「スケッチの例」_「esp8266」_「Blink」を選択します。



    (10)以下のスケッチが設定されます。
    /*
     ESP8266 Blink by Simon Peter
     Blink the blue LED on the ESP-01 module
     This example code is in the public domain
     
     The blue LED on the ESP-01 module is connected to GPIO1 
     (which is also the TXD pin; so we cannot use Serial.print() at the same time)
     
     Note that this sketch uses BUILTIN_LED to find the pin with the internal LED
    */
    
    void setup() {
      pinMode(BUILTIN_LED, OUTPUT);     // Initialize the BUILTIN_LED pin as an output
    }
    
    // the loop function runs over and over again forever
    void loop() {
      digitalWrite(BUILTIN_LED, LOW);   // Turn the LED on (Note that LOW is the voltage level
                                        // but actually the LED is on; this is because 
                                        // it is acive low on the ESP-01)
      delay(1000);                      // Wait for a second
      digitalWrite(BUILTIN_LED, HIGH);  // Turn the LED off by making the voltage HIGH
      delay(2000);                      // Wait for two seconds (to demonstrate the active low LED)
    }
    

    (11)USBシリアル変換モジュールをパソコンに接続し、デバイスマネージャーのポートで接続ポートを確認します。(COM14に接続しました。)

    (12)ESP-WROOM-02のフラッシュ書き換え時のピン設定
    *ENピン:(Chip Enable.)→High(10kΩプルアップ)
    *GPIO-15ピン:(Type I/O MTDO;HSPI_CS; UART0_RTS)→LowHigh(10kΩプルダウン)
    *GPIO-2ピン:(Type I/O UART Tx during flash programming)→High(10kΩプルアップ)
    *GPIO-0ピン:(Type I/O SPI_CS2)→Low(10kΩプルダウン)(Lowでラッシュ書き換えモード)
    *TXピン:USBシリアル変換モジュールのRX
    *RXピン:USBシリアル変換モジュールのTX
    *GNDピン:USBシリアル変換モジュールのGND
    *最後にTXピン:LEDと1kΩ抵抗を直列に接続します。

    (13)ESP-WROOM-02の電源を投入します。
    (14)メニュー「ツール」_「ポート」_「COM14」を選択します。
    (15)メニュー「スケッチ」_「マイコンボードに書込む」を選択します。
    (16)書込みが完了して以下のようになります。



    (17)GPIO-0ピン:(Type I/O SPI_CS2)→High(10kΩプルアップ)に戻します。
    (18)ESP-WROOM-02の電源を再投入します。
    (19)TXピンに接続したLEDが点滅します。


  5. 評価回路外観
     評価回路外観を以下に示します。(紫と白色の配線は10kΩ抵抗付きの配線を使用しました。)





  6. ESP-WROOM-02とArduinoIDEでLED点滅まとめ
    (1)ESP-WROOM-02とArduinoIDEでLED点滅は思いのほか簡単に動作しました。
    (2)ESP-WROOM-02のプログラムがこれほど簡単にできるとは!!驚きです!!
    (3)https://github.com/esp8266/Arduinoはすばらしい!!




14章:ESP-WROOM-02とArduinoIDEで WiFiClientに行く。

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