DLLの実行方法
(1) 「 Visual Studio 2015 」をダブルクリックで起動します。
(2)メニューの「ファイル」_「新規作成」_「プロジェクト」を選択します。
(3)テンプレートは、「Visual C++ 」_「Win32」_「 Win32コンソールアプリケーション」を選択します。
(4)名前に「DLL_EXE」と入力します。(ソリューション名は自動的に同じとなります。)
(5)OKボタンを押します。
(6)次へのボタンを押します。
(7)ラジオボタンでコンソールアプリケーションを選択します。
(8)完了ボタンを押します。
(9)メニューの「プロジェクト」_「DLL_EXE」のプロパティ」を選択します。
(10)「構成プロパティ」_「リンカ」_「入力」を選択します。
(11)追加の依存ファイルの先頭に「DLL_TEST.lib;」を追加します。
(12)標準文字セットが日本語対応でないため、設定を変更します。
(13)「構成プロパティ」_「全般」_「文字セット」で「マルチバイト文字セットを使用する」を選択します。
(14)適用ボタンを押し、OKボタンを押します。
(15)「DLL_EXE.cpp」をダブルクリックします。
(16)以下のコードに書き換えます。
// DLL_EXE.cpp : コンソール アプリケーションのエントリ ポイントを定義します。
//
#include "stdafx.h"
#include
#include
double __stdcall ADD(double a, double b);
int main()
{
double a = 1.5; double b = 3.2;
printf("%f+%f=%f\n",a,b,ADD(a,b));
int data;
scanf_s("%d", &data);
return 0;
}
(17) DLL_EXEプロジェクトの特定のフォルダーにDLL_TEST.dllとDLL_TEST.libをペーストする必要があります。
(18) DLL_EXEプロジェクトのフォルダーはビルドすると生成されますが、 DLL_TEST.dllとDLL_TEST.libがない
ためエラーとなります。
(19) ソリューション構成を「Release」、ソリューションプラットフォームを「x86」とします。
(20)「ビルド」_「ソリューションのビルド」を選択します。
(20)「\DLL_EXE\Release」フォルダーに「 DLL_TEST.dll 」をペーストします。
(21) 「\DLL_EXE\DLL_EXE」フォルダーに「 DLL_TEST.lib 」をペーストします。
(22)「プロジェクト」_「既存の項目の追加」を選択します。
(23) 「 DLL_TEST.lib 」を選択します。
(24)「追加」ボタンをおします。
(25)「ビルド」_「ソリューションのビルド」を選択します。
(26)「デバッグ」_「デバッグの開始」を選択します。
(27)数字を入力して、エンターキーを押すと終了します。
(28)「\DLL_EXE\Release\DLL_EXE.exe」をダブルクリックすると動作します。
(29)「DLL_EXE.exe」と「DLL_TEST.dll」が同一フォルダー内にあると動作します。