10章:「EXCELで学ぶ複素関数」「5章」のファイル変更」
作成2016.11.19
業務用としては、microsoft officeを使用するのが一般的ですが、趣味用としては少し高価です。
OpenOfficeはフリーで使えますがmicrosoft officeと完全互換ではありません。
これまでに作成したEXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更を検討します。
- 「 EXCELで学ぶ複素関数」「5章累乗複素関数」のファイル変更
(1) EXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更手順は2章〜9章と同一となります。
(2)マクロは互換性が無いため、全面的に書き直しとなります。
(3)3DグラフはEXCEL(.xls)ファイルと互換性がありませんでした。また機能的にも劣る感じです。
(4) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
(5) 「processing」による3Dグラフ表示はかなり良好です。
(6)ファイル変更手順詳細は省略します。
- 「processing」のダウンロード
(1) 「processing」は以下のアドレスからダウンロードできます。
- 「 https://processing.org 」にジャンプする。
(2)現在の最新はバージョン3.2.3ですが、最新のGPUとドライバーを必要とします。
(3)バージョン3.0b4を使用していましたが、古いパソコンのためか動作が安定しないため、バージョン2.2.1に
バージョンダウンしました。
(4)バージョンダウンは気落ちしますが、これでも高度のグラフィクス処理機能を持っています。
- 変更プログラムのダウンロード
「EXCELで学ぶ複素関数5章変更」プログラムは以下からダウンロードできます。
ダウンロード後は解凍してから使用してください。
EXCELで学ぶ複素関数5章変更」プログラムをダウンロードする。
解凍すると「sketch_3D_Graph」フォルダーがあります。
「sketch_3D_Graph」フォルダー内に
(1)「複素関数5.ods」ファイル
(2)「sketch_3D_Graph.pde」ファイル
(3)「data.txt」ファイル
があります。
* 「sketch_3D_Graph」フォルダーの保存場所制限はありません。
*上記3個のファイルが「sketch_3D_Graph」フォルダー内にある必要があります。
- 操作方法
(1)「複素関数5.ods」ファイルをダブルクリックで起動します。
(2)OpenOffice-セキュリティ警告が表示されるので「マクロの有効化」ボタンを押します。
(3)黄色セルは自動計算のための定数であり、これを設定して「計算実行」ボタンをおすと計算が実行されます。
(4)「Yr」シートをクリックすると実数部(Yr)の計算結果数表と3Dグラフが表示されます。
(5)「Yi」シートをクリックすると虚数部(Yi)の計算結果数表と3Dグラフが表示されます。
(5)「Yr」シートをクリックして、「Yrをdata.txtに出力」ボタンを押します。
(6)「sketch_3D_Graph.pde」をダブルクリックで起動します。
(7)メニュー「Sketch」_「Run」を選択します。
(8)3Dグラフが表示されます。
(9)マウスを動かすと3Dグラフの角度が滑らかに変化します。
(10)メニュー「Sketch」_「Stop」を選択します。
(11)「複素関数5.ods」の「Yi」シートをクリックして、「Yiをdata.txtに出力」ボタンを押します。
(12)「 sketch_3D_Graph.pde 」のメニュー「Sketch」_「Run」を選択します。
(13)マウスを動かすと3Dグラフの角度が滑らかに変化します。
(14) 「 sketch_3D_Graph.pde 」を終了します。
(15) 「複素関数5.ods」を終了します。
- 「EXCELで学ぶ複素関数」「5章」のファイル変更まとめ
(1)マクロは互換性が無いため、全面的に書き直しとなります。
(2)3DグラフはEXCEL(.xls)ファイルと互換性がありませんでした。また機能的にも劣る感じです。
(3) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
(4) 「processing」による3Dグラフ表示はかなり良好です。
(5) 「processing」の最新はバージョン3.2.3ですが、最新のGPUとドライバーを必要とします。
(6) 「processing」は当初バージョン3.0b4を使用していましたが、古いパソコンのためか動作が安定しないため、バージョン2.2.1にバージョンダウンしました。
(7) 「processing」による3Dグラフ表示はマウスを動かすこと、角度が滑らかに変化するため立体形状の把握が容易です。
(8)ファイルへの出力を行うと自動的に「ActionLock」状態になるようです。ファイルへの出力後は「ThisComponent.removeActionLock()」
を実行しないといけないようです。(知らずにてこずりました。)
11章:「EXCELで学ぶ複素関数」「6章」のファイル変更に行く。
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