42章:「VBAフリーソフト関連のページ」「22章:フロ−ティング電極の電位分布」のファイル変更

    作成2017.01.15

     業務用としては、microsoft officeを使用するのが一般的ですが、趣味用としては少し高価です。 OpenOfficeはフリーで使えますがmicrosoft officeと完全互換ではありません。
     これまでに作成したEXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更を検討します。

  1. 「VBAフリーソフト関連のページ」「 22章:フロ−ティング電極の電位分布 」のファイル変更
    (1) EXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更手順は2章〜9章と同一となります。
    (2)マクロは互換性が無いため、全面的に書き直しとなります。
    (3)3DグラフはEXCEL(.xls)ファイルと互換性がありませんでした。また機能的にも劣る感じです。
    (4) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
    (5) 「processing」による3Dグラフ表示はかなり良好です。
    (6)ファイル変更手順詳細は省略します。


  2. 「processing」のダウンロード
    (1) 「processing」は以下のアドレスからダウンロードできます。
  3. 「 https://processing.org 」にジャンプする。
    (2)現在の最新はバージョン3.2.3ですが、最新のGPUとドライバーを必要とします。
    (3)バージョン3.0b4を使用していましたが、古いパソコンのためか動作が安定しないため、バージョン2.2.1に バージョンダウンしました。
    (4)バージョンダウンは気落ちしますが、これでも高度のグラフィクス処理機能を持っています。


  4. 変更プログラムのダウンロード
      「偏微分方程式-円柱電極2.xls(フリーソフト)」変更プログラムは以下からダウンロードできます。
     ダウンロード後は解凍してから使用してください。
      「偏微分方程式-円柱電極2.xls(フリーソフト)」変更プログラムをダウンロードする。
     解凍すると「sketch_3D_Graph」フォルダーがあります。

    「sketch_3D_Graph」フォルダー内に
    (1)「偏微分方程式-円柱電極2.ods」ファイル
    (2)「sketch_3D_Graph.pde」ファイル
    (3)「data.txt」ファイル
    があります。


      「軸対称偏微分方程式2.xls(フリーソフト)」変更プログラムは以下からダウンロードできます。
     ダウンロード後は解凍してから使用してください。
      「軸対称偏微分方程式2.xls(フリーソフト) 」変更プログラムをダウンロードする。
     解凍すると「sketch_3D_Graph」フォルダーがあります。

    「sketch_3D_Graph」フォルダー内に
    (1)「軸対称偏微分方程式2.ods」ファイル
    (2)「sketch_3D_Graph.pde」ファイル
    (3)「data.txt」ファイル
    があります。

    * 「sketch_3D_Graph」フォルダーの保存場所制限はありません。
    *上記3個のファイルが「sketch_3D_Graph」フォルダー内にある必要があります。


  5. 操作方法(1)
    (1)「偏微分方程式-円柱電極2.ods 」ファイルをダブルクリックで起動します。
    (2)OpenOffice-セキュリティ警告が表示されるので「マクロの有効化」ボタンを押します。



    (3)黄色セルは自動計算のための定数であり、これを設定して「計算実行」ボタンをおすと計算が実行されます。
    (4)「Sheet2」シートをクリックするとの計算結果数表が表示されます。
    (5)同時に「data.txt」に計算結果数表が記録されます。
    (6)「sketch_3D_Graph.pde」をダブルクリックで起動します。
    (7)メニュー「Sketch」_「Run」を選択します。
    (8)3Dグラフが表示されます。



    (9)マウスを動かすと3Dグラフの角度が滑らかに変化します。
    (10) 「 sketch_3D_Graph.pde 」を終了します。
    (11) 「偏微分方程式-円柱電極2.ods」を終了します。


  6. 操作方法(2)
    (1)「軸対称偏微分方程式2.ods 」ファイルをダブルクリックで起動します。
    (2)OpenOffice-セキュリティ警告が表示されるので「マクロの有効化」ボタンを押します。



    (3)黄色セルは自動計算のための定数であり、これを設定して「計算実行」ボタンをおすと計算が実行されます。
    (4)「Sheet2」シートをクリックするとの計算結果数表が表示されます。
    (5)同時に「data.txt」に計算結果数表が記録されます。
    (6)「sketch_3D_Graph.pde」をダブルクリックで起動します。
    (7)メニュー「Sketch」_「Run」を選択します。
    (8)3Dグラフが表示されます。



    (9)マウスを動かすと3Dグラフの角度が滑らかに変化します。
    (10) 「 sketch_3D_Graph.pde 」を終了します。
    (11) 「軸対称偏微分方程式2.ods」を終了します。




  7. 「VBAフリーソフト関連のページ」「 22章:フロ−ティング電極の電位分布 」のファイル変更まとめ
    (1)ファイル変更はマクロの全面書き直しが必要ですが、比較的簡単にできました。
    (2)計算内容は偏微分方程式(ラプラスの方程式)に関する内容ですが、詳細は「VBAフリーソフト関連のページ」を参照願います。
    (3) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
    (4) 「processing」のスケッチを
    float Px=5;//表示Xピッチ
    float Py=-20;//表示Yピッチ(符号反転)
    float Pz=5;//表示Xピッチ
    に変更しました。(表示倍率の変更です。)




43章:「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「1章:近接露光計算プログラム」のファイル変更に行く。

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