46章:「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「4章:照度分布計算プログラム」のファイル変更
作成2017.02.23
業務用としては、microsoft officeを使用するのが一般的ですが、趣味用としては少し高価です。
OpenOfficeはフリーで使えますがmicrosoft officeと完全互換ではありません。
これまでに作成したEXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更を検討します。
- 「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「2章:投影露光計算プログラム」のファイル変更
(1) EXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更手順は2章〜9章と同一となります。
(2)マクロは互換性が無いため、全面的に書き直しとなります。
(3)3DグラフはEXCEL(.xls)ファイルと互換性がありませんでした。また機能的にも劣る感じです。
(4) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
(5) 「processing」による3Dグラフ表示はかなり良好です。
(6)光学系の作図はサポートあきらめましたので、CADソフト等を使用して手動で作図する必要があります。
(7)ファイル変更手順詳細は省略します。
- 「processing」のダウンロード
(1) 「processing」は以下のアドレスからダウンロードできます。
- 「 https://processing.org 」にジャンプする。
(2)現在の最新はバージョン3.2.3ですが、最新のGPUとドライバーを必要とします。
(3)バージョン3.0b4を使用していましたが、古いパソコンのためか動作が安定しないため、バージョン2.2.1に
バージョンダウンしました。
(4)バージョンダウンは気落ちしますが、これでも高度のグラフィクス処理機能を持っています。
- 変更プログラムのダウンロード
「 4章:照度分布計算プログラム」変更プログラムは以下からダウンロードできます。
ダウンロード後は解凍してから使用してください。
「 4章:照度分布計算プログラム」変更プログラムをダウンロードする。
解凍すると「sketch_3D_Graph_2」フォルダーがあります。
「sketch_3D_Graph_2」フォルダー内に
(1)「照度分布.exe」ファイル(コンソールアプリケーション)
(2)「VBA_C_W10照度分布.ods」
(3)「sketch_3D_Graph_2.pde」ファイル
(4)「flag.txt」ファイル
(5)「IN_FM.txt」ファイル
(6)「OUT_M.xls」ファイル
があります。
* 「 sketch_3D_Graph_2 」フォルダーの保存場所制限はありません。
*上記6個のファイルが「 sketch_3D_Graph_2 」フォルダー内にある必要があります。
- 操作方法
(1)照度分布.exeをダブルクリックします。
(2)コンソールウインドウが表示されます。(文字等の表示はありません。)
(3)VBA_C_W10照度分布.odsをダブルクリックします。
(4)シート「IN_FM (2kW)」内容をシート「IN_FM」にペーストします。
(5)計算実行ボタンを押します。
*約100万本もの光線追跡を行うため計算に時間がかかります。
*計算終了を待ちます。
(6)「sketch_3D_Graph_2.pde」をダブルクリックで起動します
(7)「Processing」の「Runボタン」を押すとModeA(照度分布)の3Dグラフが表示されます。
(8)キーボードの‘b’キーを押すとModeB(角度分布)の3Dグラフが表示されます。
(9)キーボードの‘c’キーを押すとModeC(評価点の角度分布)の3Dグラフが表示されます。
(10)3Dグラフウインドウを閉じます。
(11)「コンソール終了」ボタンを押すとflag.txt(コントロールフラグファイル)に文字コード‘Z’が書き込まれます。
(12)文字コード‘Z’を認識して照度分布.exe(コンソールアプリ)が終了します。
(13) 「Processing」を終了します。
(14)最後にVBA_C_W10照度分布.ods(OpenOfficeアプリ)を終了します。
- 「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「 4章:照度分布計算プログラム」のファイル変更まとめ
(1)ファイル変更はマクロの全面書き直しが必要ですが、比較的簡単にできました。
(2)計算内容は照度分布に関する内容ですが、詳細は「 VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」を参照願います。
(3) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
(4)約100万本もの光線追跡を行うため計算に時間がかかります。
(5)光学系の作図はサポートあきらめましたので、CADソフト等を使用して手動で作図する必要があります。
47章:「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「5章:円板の撓み曲線計算プログラム」のファイル変更に行く。
トップページに戻る。