5章: OpenOfficeBasic_4(getCellByPosition)

    作成2016.11.11

  1. OpenOfficeBasic_4(getCellByPosition)の概要
    (1)ワークブックのシートのセルへのデータ書き込みと読み出しを行います。


  2. OpenOfficeBasic_4(getCellByPosition)作成方法
    (1) 「OpenOfficeBasic_2.ods」ファイルを複製します。
    (2)ファイル名を「OpenOfficeBasic_4.ods」に変更します。
    (3)「OpenOfficeBasic_4.ods」ファイルをダブルクリックで起動します。
    (4)OpenOffice-セキュリティ警告が表示されるので「マクロの有効化」ボタンを押します。



    (5)メニューの「ツール」_「マクロ」_「マクロの管理」_「OpenOffice Basic」を選択します。
    (6)OpenOffice Basic マクロダイアログで「 OpenOfficeBasic_4.ods」_「 Stndard 」_「Module1」_「Main」 を選択します。
    (7)「編集」ボタンを押します。



    (8)プログラムコードを以下のように変更します。
    Sub Main
      sh2 =ThisComponent.getSheets.getByName ("Sheet2")
      sh2.getCellByPosition(0, 0).String = "X="
      sh2.getCellByPosition(1, 0).Value= "5.2"
      sh2.getCellByPosition(0, 1).String = "Y=2*X"
      sh2.getCellByPosition(1, 1).Formula = "=2*B1"
    
      Msgbox "y="+sh2.getCellByPosition(1, 1).String
    End Sub
    



    (9)「BASIC プログラムの実行」ボタンを押します。
    (10)以下のメッセージが表示されます。



    (11)「OK」ボタンを押すとプログラムを終了します。
    (12)「Sheet2」タブをクリックすると、以下のデータが書き込まれています。



    (13)OpenOfficeBasicのIEDウインドウを閉じます。


  3. プログラムコードの保存
    (1)メニューの「ファイル」_「保存」を選択します。
    (2)OpenOfficeCalcを終了します。


  4. OpenOfficeBasic_4(getCellByPosition)の解説
    (1) sh2 =ThisComponent.getSheets.getByName (“Sheet2”) でSheet2を指定します。
    (2) sh2.getCellByPosition(0, 0).String = “X=”でA1セルに文字列を書き込みます。
    (3) sh2.getCellByPosition(1, 0).Value= “5.2”でB1セルに5.2を書き込みます。
    (4) sh2.getCellByPosition(1, 1).Formula = “=2*B1”でB2セルに数式を書き込みます。
    (5) Msgbox “y=”+sh2.getCellByPosition(1, 1).StringでB2セルの計算結果を表示します。


  5. OpenOfficeBasic_4.odsのダウンロード
      OpenOfficeBasic_4.odsは以下からダウンロードできます。
    OpenOfficeBasic_4.odsをダウンロードする。




6章: OpenOfficeBasic_5(テキストファイル入出力)に行く。

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