マクロ記録機能で個人用マクロブックにマクロを保存する。VBAには「マクロ記録機能」という、マウスやキーボードによる操作を記録して、自動的にマクロとして記述 する機能があります。この機能を使って、個人用マクロブックにマクロを保存します。
（1）EXCEL2019を起動します。
（２）新規＿空白のブックを選択します。
（３）開発タグをクリックします。
（4）「マクロの記録」をクリックします。
（5）マクロの設定ダイアログが表示されます。 （7）マクロの保存先を「個人用マクロブック」に設定して「OK」ボタンを押します。
（8）A1セルをクリックして、1を入力します。
（9）記録終了ボタンを押します。
（10）「Visual Basic」をクリックします。
（11）VBAProject(PERSONAL.XLSB)の「標準モジュール」＿「Module1」をクリックすると、以下のコードが確認できます。
実行（1）A1セルを消去します。
（2）「マクロ」をクリックします。
（3）PERSONAL.XLSB!Macro1を実行します。
（4）PERSONAL.XLSBのMacro1が実行されたことが確認できました。
PERSONAL.XLSBの特徴（1）PERSONAL.XLSB はC:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTARTホルダー内に自動生成されます。
（2）個人用マクロブックのPERSONAL.XLSBに各種のマクロを登録することにより、EXCELの機能をカスタマイズできます。
26章：個人用マクロとリボンのユーザー設定