3章:VBAのデバッグ

    作成2021/11/19

  1. デバッグ機能確認用のテストコードの作成
    (1)EXCEL2019を起動します。
    (2)新規_空白のブックを選択します。
    (3)開発タブをクリックして「Visual Basic」をクリックします。
    (4)「挿入」_「標準モジュール」を選択します。
    (5)以下のコードを貼付けます。
    Sub Macro1()
        i = 3: j = 2
        Worksheets("Sheet1").Cells(i, j).Value = 3.5
        s = Worksheets("Sheet1").Cells(i, j).Formula
        x = Worksheets("Sheet1").Cells(i, j).Value
        Debug.Print "s=" & s
        Debug.Print "x=" & x
        dp = 1
    End Sub
    

  2. デバッグの実行
    (1)dp = 1の行をクリックします。
    (2)「デバッグ」_「ブレークポイントの設定/解除」を選択します。



    (3)これで、ブレークポイントの設定ができました。
    (4)Macro1を実行します。
    (5)「表示」_「イミディエイトウィンドウ」を選択します。
    (6)「表示」_「ウォッチウインドウ」を選択します。
    (7)「デバッグ」_「ウォッチ式の追加」を選択します。
    (8)式にiを入力して、「OK」ボタンを押します。
    (9)同様な手順でjとsとxを追加します。
    (10)「イミディエイトウィンドウ」と「ウォッチウインドウ」には以下のように表示されます。



    (11)「イミディエイトウィンドウ」では変数sとxが同じに表示されます。
    (12)「ウォッチウインドウ」では変数の値だけでなく変数の型が表示されるため、変数sとxの違いが確認できます。
    (13)「イミディエイトウィンドウ」でi=5と入力し、?iと入力すると表示は以下のようになります。
    s=3.5
    x=3.5
    i=5
    ?i
     5
    
    (14)「イミディエイトウィンドウ」では、変数の表示だけでなく、値の変更が可能です。



4章:変数の型と宣言に行く。

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