3章:さあ仕訳をしてみよう

  1.  借方、貸方って?
     それではいよいよ仕訳を実際にやってみましょう。仕訳をするには、まず「借方」と「貸方」という言葉を覚えることから始まります。
     「借方」「貸方」は簿記独特の言い方で、ふだんの生活で使っている「借りる」「貸す」とは意味が違っています。
     簿記の仕訳では、左側に書く勘定科目を「借方」、右側に書く勘定科目を「貸方」とよんでいます。
     まずは「借方、左」「貸方、右」ルールを単純に覚えて下さい。
    1. 「借方」に記入する勘定科目
      ・資産(現金、機械装置等)の増加
      ・負債(借入れ金等)の減少
      ・資本(資本金等)の減少
      ・費用(交通費、電話料金等)の発生
    2. 「貸方」に記入する勘定科目
      ・資産(現金、機械装置等)の減少
      ・負債(借入れ金等)の増加
      ・資本(資本金等)の増加
      ・収益(売上等)の増加
    3. 「資産=負債+資本」の法則
       上記の記入の仕方には一定の法則があり、「資産=負債+資本」の関係を満足するよう「資産」の増加は借方、減少は貸方に記入します。「負債」「資本」はその逆の関係になっています。
    4. 「費用=収益-純利益」の法則
       「費用」の増加は借方、減少は貸方に記入します。「収益」」はその逆の関係になっています。「純利益」は最後に集計して求めるため、仕訳には記入されません。
    5. やっぱり、わかりにくい!!
       言葉の説明だけでは、やっぱり、わかりにくいですね。以下の例題を実際に試してみましょう。仕訳の方法は慣れるきりありません!!

  2.  現金が増えたら。
  3.  当座預金が増えたら。
  4.  定期預金が増えたら。
  5.  機械を買ったら。
  6.  銀行から借入れをしたら。
  7.  得意先に売上を計上したら。
  8.  商品を仕入れたら。
  9.  給料を払ったら。
  10.  手形を受け取ったら。
  11.  手形で支払ったら。
  12.  減価償却をしたら。
  13.  増資をしたら。

  1.  現金が増えたら。  先頭に戻る
    1. 4月1日に鉛筆を100円現金で売った。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「操作」の「仕訳入力」ボタンを押してください。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/1キー入力
      借方勘定科目現金選択する
      借方金額100キー入力
      貸方勘定科目売上選択する
      取引先一般選択する
      摘要鉛筆現金売上キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・シート「総仕訳元帳」に上記の仕訳結果が転記されます。

    2. 4月2日に山田商店より、売掛金を1万円小切手で回収した。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「取引先」をクリックします。
      ・「取引先」の列に「山田商店」、「分類」の列に「商店」と入力します。
      ・これで、入力シートの取引先で「山田商店」を選択可能になります。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/2キー入力
      借方勘定科目現金選択する
      借方金額10000キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先山田商店選択する
      摘要山田商店より売掛金回収キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・上記のように受け取った小切手も銀行に預けいれるまでは現金として扱います。

    3. 4月10日、A商店より事務用机を5万円で買い入れ、現金で支払った。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/10キー入力
      借方勘定科目消耗選択する
      借方金額50000キー入力
      貸方勘定科目現金選択する
      取引先A商店選択する
      摘要A商店より事務机を購入キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    4. 4月15日、C商店へ買掛金3万円を現金で支払った。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/15キー入力
      借方勘定科目買掛選択する
      借方金額30000キー入力
      貸方勘定科目現金選択する
      取引先C商店選択する
      摘要C商店へ買掛金3万円を現金で支払うキー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    5. 4月17日、E商店から単価200円のゴルフボール1000個を現金で仕入れた。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/17キー入力
      借方勘定科目仕入選択する
      借方金額200000キー入力
      貸方勘定科目現金選択する
      取引先E商店選択する
      摘要E商店からゴルフボール1000個を現金仕入キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  2.  当座預金が増えたら。  先頭に戻る
    1. 4月2日にG商店から売掛代金10万円が当座預金に振り込まれた。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/2キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額100000キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先G商店選択する
      摘要G商店から当座預金に振込キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・取引先はG商店か?Or A銀行か?両方とも取引先ですが、この場合、取引先別の収支を整理する上でG商店を選択が必要。

    2. 4月3日に商品代金として山田商店から回収した小切手10万円を当座預金に預け入れした。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/3キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額100000キー入力
      貸方勘定科目現金選択する
      取引先山田商店選択する
      摘要山田商店からの小切手預入キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・取引先は山田商店か?Or A銀行か?回収した小切手をただちに当座預金にいれた場合はこのように記載できます。(2重の記載に注意)

    3. 4月5日に仕入れ単価100円のノート50册の代金5000円を小切手でJ商店に支払った。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/5キー入力
      借方勘定科目仕入選択する
      借方金額5000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先J商店選択する
      摘要J商店からノート50册単価100円キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・小切手での支払いは、当座預金から引き落とされるため、このような記載となります。

  3.  定期預金が増えたら。  先頭に戻る
    1. 4月10日に定期預金を新たに当座預金から10万円を振り替えた。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「定期預金」、「分類」の列に「資産」、「分類符号」の列に「1」と入力します。
      注:分類符号は表計算の符号として使っています。必ず半角の数字の1を入力願います。増加を借方に記入する科目を「1」増加を貸方に記入する科目を「-1」としています。
      ・これで、入力シートの勘定科目で「定期預金」を選択可能になります。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/10キー入力
      借方勘定科目定期預金選択する
      借方金額100000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要定期預金新規作成キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 4月20日に、1年前に設定した定期預金(元金20万円)が満期になったので、利息(4000円)とともに当座預金に振り替えた。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「受取利息」、「分類」の列に「収益」、「分類符号」の列に「-1」と入力します。
      注:分類符号は表計算の符号として使っています。必ず半角の数字の1を入力願います。増加を借方に記入する科目を「1」増加を貸方に記入する科目を「-1」としています。
      ・これで、入力シートの勘定科目で「受取利息」を選択可能になります。

      ・この場合、貸方の勘定科目が「定期預金」と「受取利息」の2つとなります。このような仕訳を「複合仕訳」と呼び、本システムでは2回に分けて入力する必要があります。
      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/20キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額200000キー入力
      貸方勘定科目定期預金選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要定期預金満期当座へキー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・2回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/20キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額4000キー入力
      貸方勘定科目受取利息選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要定期預金満期当座へキー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    3. 4月20日に、1年前に設定した定期預金(元金20万円)が満期になったので、利息(4000円)とともに定期預金を設定した。
      ・この場合、貸方の勘定科目が「定期預金」と「受取利息」の2つとなります。このような仕訳を「複合仕訳」と呼び、本システムでは2回に分けて入力する必要があります。
      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/20キー入力
      借方勘定科目定期預金選択する
      借方金額200000キー入力
      貸方勘定科目定期預金選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要定期預金満期新定期預金へキー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・2回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/20キー入力
      借方勘定科目定期預金選択する
      借方金額4000キー入力
      貸方勘定科目受取利息選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要定期預金満期新定期預金へキー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  4.  機械を買ったら。先頭に戻る
    1. 4月25日にO商店から、100万円の機械を小切手で購入した。
      ・機械は固定資産の1つです。
      ・固定資産は個別の項目毎に減価償却の管理が必要です。この管理は固定資産台帳で行う必要があります。
      ・勘定科目として「機械装置」を個別に設定してもよいのですが、ここでは単に「固定資産」として扱います。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/25キー入力
      借方勘定科目固定資産選択する
      借方金額1000000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先O商店選択する
      摘要O商店から機械購入キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 4月25日、O商店に購入した機械の据付け費10万円を小切手で支払った。
      ・機械の据付け費も固定資産の1つです。
      ・固定資産台帳には機械装置の付帯費用として記入します。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/25キー入力
      借方勘定科目固定資産選択する
      借方金額100000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先O商店選択する
      摘要O商店から購入機械の据付け費キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    3. ちょっと複雑な応用問題:4月25日、機械装置と据付け費が合わせて110万円、O商店にこの内20万円を頭金として小切手で支払い、残金を分割払いとした。さらに割賦利息が9000円かかった。
      ・「残金」と「割賦利息」の勘定科目設定:
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「未払金」、「分類」の列に「負債」、「分類符号」の列に「-1」と入力します。
      ・「勘定科目」の列に「支払利息」、「分類」の列に「費用」、「分類符号」の列に「1」と入力します。
      ・この例では3回の入力が必要となります。
      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/25キー入力
      借方勘定科目固定資産選択する
      借方金額200000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先O商店選択する
      摘要O商店から機械購入、頭金10万円、据付費10万円支払キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・2回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/25キー入力
      借方勘定科目固定資産選択する
      借方金額900000キー入力
      貸方勘定科目未払金選択する
      取引先O商店選択する
      摘要O商店から機械購入、頭金10万円、据付費10万円支払キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・3回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/25キー入力
      借方勘定科目支払利息選択する
      借方金額9000キー入力
      貸方勘定科目未払金選択する
      取引先O商店選択する
      摘要O商店から機械購入、頭金10万円、据付費10万円支払キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    4. 5月25日、O商店に割賦購入で9回分割の1回目の101000円を小切手で支払った。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日5/25キー入力
      借方勘定科目未払金選択する
      借方金額101000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先O商店選択する
      摘要O商店へ割賦金1回目支払キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  5.  銀行から借入れをしたら。  先頭に戻る
    1. 4月30日にA銀行から6ケ月後に返済する約束で100万円を借入れし、当座預金に振り込まれた。
      ・1年以内の借入金は短期借入金、それをこえる期間の借入金を長期借入金といいます。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「短期借入金」、「分類」の列に「負債」、「分類符号」の列に「-1」と入力します。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額1000000キー入力
      貸方勘定科目短期借入金選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要A銀行より借入キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 10月30日にA銀行に短期借入金100万円と利息15000円を当座預金から返済した。
      ・この例では2回の入力が必要となります。
      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日10/30キー入力
      借方勘定科目短期借入金選択する
      借方金額1000000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要A銀行へ借入金返済キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・2回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日10/30キー入力
      借方勘定科目支払利息選択する
      借方金額15000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先A銀行選択する
      摘要A銀行へ借入金返済キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  6.  得意先に売上をしたら。  先頭に戻る
    1. 4月1日にA商店にロッカーを5万円で売りました。掛売りで代金は月末に集金の予定です。
      ・掛売りの場合、商品を渡したらその証拠を残す必要があります。通常この証拠は「納品書」といい、1部を相手側に渡し、1部を自社用にとっておきます。

      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/1キー入力
      借方勘定科目売掛選択する
      借方金額50000キー入力
      貸方勘定科目売上選択する
      取引先A商店選択する
      摘要A商店にロッカー売上キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 4月30日にA商店から、振込み料630円を差し引かれた49370円が当座預金に振込まれた。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「支払手数料」、「分類」の列に「費用」、「分類符号」の列に「1」と入力します。
      ・この例では2回の入力が必要となります。

      ・1回目入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額49370キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先A商店選択する
      摘要A商店から売掛金回収、振込料負担キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・2回目入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目支払手数料選択する
      借方金額630キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先A商店選択する
      摘要A商店から売掛金回収、振込料負担キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    3. 4月30日にA商店から、値引き1万円を要求され、小切手4万円を回収した。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「売上値引」、「分類」の列に「費用」、「分類符号」の列に「1」と入力します。
      ・この例では2回の入力が必要となります。

      ・1回目入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目現金選択する
      借方金額40000キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先A商店選択する
      摘要A商店から売掛金回収、値引キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・2回目入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目売上値引選択する
      借方金額10000キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先A商店選択する
      摘要A商店から売掛金回収、値引キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    4. 4月10日にA商店から、ロッカーの欠陥が見つかり、返品された。

      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/10キー入力
      借方勘定科目売上選択する
      借方金額50000キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先A商店選択する
      摘要A商店からロッカー返品キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  7.  商品を仕入れたら。  先頭に戻る
    1. 4月1日にS商店から、ロッカー2台を1台3万円で仕入れました。代金は買掛とし、月末に支払予定です。
      ・買掛の場合、通常、証拠となる「納品書」の内容を帳簿に記入します。

      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/1キー入力
      借方勘定科目仕入選択する
      借方金額60000キー入力
      貸方勘定科目買掛選択する
      取引先S商店選択する
      摘要S商店からロッカー2台仕入キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 4月30日にS商店へロッカー代金6万円を銀行振込みで支払いました。振込み料金は630円かかりましたが、その合計料金を当座預金から引出しました。
      ・この例では2回の入力が必要となります。

      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目買掛選択する
      借方金額60000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先S商店選択する
      摘要S商店へ買掛金支払、振込手数料負担キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

      ・2回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目振込手数料選択する
      借方金額630キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先S商店選択する
      摘要S商店へ買掛金支払、振込手数料負担キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    3. 4月30日、ロッカーに小さなキズがあったため、1万円値引きしてもらいS商店へロッカー代金5万円を小切手で支払いました。
      ・この例では2回の入力が必要となります。
      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目買掛選択する
      借方金額50000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先S商店選択する
      摘要S商店へ買掛金支払、ロッカー値引キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。
      ・2回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目買掛選択する
      借方金額10000キー入力
      貸方勘定科目仕入選択する
      取引先S商店選択する
      摘要S商店へ買掛金支払、ロッカー値引キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    4. 4月10日、ロッカー1台が完全な不良品であったため、S商店へ返品した。
      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/10キー入力
      借方勘定科目買掛選択する
      借方金額30000キー入力
      貸方勘定科目仕入選択する
      取引先S商店選択する
      摘要S商店へロッカー1台返品キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  8.  給料を払ったら。  先頭に戻る
    1. 4月25日、従業員に4月給料合計40万円を支払いました。4月給料40万円のうち、3万円を源泉徴集し、残りを現金で支払った。
      ・この例では2回の入力が必要となります。

      ・1回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/25キー入力
      借方勘定科目給与選択する
      借方金額370000キー入力
      貸方勘定科目現金選択する
      取引先従業員選択する
      摘要4月給与、源泉所得税キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

      ・2回目の入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/25キー入力
      借方勘定科目給与選択する
      借方金額30000キー入力
      貸方勘定科目預り金選択する
      取引先従業員選択する
      摘要4月給与、源泉所得税キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 12月25日、天引きで源泉徴集した3万円を従業員にかわって現金で納付した。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日12/25キー入力
      借方勘定科目預り金選択する
      借方金額30000キー入力
      貸方勘定科目現金選択する
      取引先税務所選択する
      摘要源泉所得税を納付キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  9.  手形を受け取ったら。  先頭に戻る
    1. 5月31日にC商店から売掛代金50万円を、8月31日期日の約束手形が送られてきました。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「受取手形」、「分類」の列に「資産」、「分類符号」の列に「1」と入力します。
      注:分類符号は表計算の符号として使っています。必ず半角の数字の1を入力願います。増加を借方に記入する科目を「1」増加を貸方に記入する科目を「-1」としています。
      ・これで、入力シートの勘定科目で「受取手形」を選択可能になります。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日5/31キー入力
      借方勘定科目受取手形選択する
      借方金額500000キー入力
      貸方勘定科目売掛選択する
      取引先C商店選択する
      摘要C商店から手形で売掛金回収、期日8月31日キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 8月31日にC商店からの約束手形が予定通り、8月31日に完了した。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日5/31キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額500000キー入力
      貸方勘定科目受取手形選択する
      取引先C商店選択する
      摘要C商店から手形を取り立てキー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  10.  手形で支払ったら。  先頭に戻る
    1. 4月30日にE商店へ3月分の商品代金30万円を6月30日期日の約束手形で支払った。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「支払手形」、「分類」の列に「負債」、「分類符号」の列に「-1」と入力します。
      注:分類符号は表計算の符号として使っています。必ず半角の数字の1を入力願います。増加を借方に記入する科目を「1」増加を貸方に記入する科目を「-1」としています。
      ・これで、入力シートの勘定科目で「支払手形」を選択可能になります。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/30キー入力
      借方勘定科目買掛選択する
      借方金額300000キー入力
      貸方勘定科目支払手形選択する
      取引先E商店選択する
      摘要E商店へ買掛金を手形で支払、期日6月30日キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

    2. 6月30日にE商店へ支払った約束手形を決済した。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日6/30キー入力
      借方勘定科目支払手形選択する
      借方金額300000キー入力
      貸方勘定科目当座預金選択する
      取引先E商店選択する
      摘要支払い手形決済キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  11.  減価償却をしたら。  先頭に戻る
    1. 3月31日に決算のため固定資産(機械A)(取得価額300万円、耐用年数10年、償却率0.206)の初年度の減価償却を定率法で行いました。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「減価償却費」、「分類」の列に「費用」、「分類符号」の列に「1」と入力します。
      注:分類符号は表計算の符号として使っています。必ず半角の数字の1を入力願います。増加を借方に記入する科目を「1」増加を貸方に記入する科目を「-1」としています。
      ・これで、入力シートの勘定科目で「減価償却費」を選択可能になります。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日3/31キー入力
      借方勘定科目減価償却費選択する
      借方金額618000キー入力
      貸方勘定科目固定資産選択する
      取引先自社選択する
      摘要固定資産(機械A)の今期分減価償却キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。

  12.  増資をしたら。  先頭に戻る
    1. 4月1日株式額面5万円の会社で増資することになり、新株200株を発行し、額面通りの金額が当座預金に振り込まれた。
      ・まず、簡易複式簿記システムを起動し、シート「勘定科目」をクリックします。
      ・「勘定科目」の列に「資本金」、「分類」の列に「資本」、「分類符号」の列に「-1」と入力します。
      注:分類符号は表計算の符号として使っています。必ず半角の数字の1を入力願います。増加を借方に記入する科目を「1」増加を貸方に記入する科目を「-1」としています。
      ・これで、入力シートの勘定科目で「減価償却費」を選択可能になります。
      ・入力シートに以下の様に入力します。
      月日4/1キー入力
      借方勘定科目当座預金選択する
      借方金額10000000キー入力
      貸方勘定科目資本金選択する
      取引先一般選択する
      摘要200株増資キー入力
      ・「OK」ボタンを押します。


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