2章:対称性演算法

  1. 対称性パターンマッチングの原理
    図2-1 対称性パターンマッチングの説明図において
    1. 画像信号Gは画素座標系(i)の関数として与えられる。
    2. 画素の最大imaxである。
    3. 対称性演算中心位置をkとする。
    4. テンプテート信号は画像信号Gを位置kで折り返して発生する。
    5. 演算範囲は-jmax〜jmaxである。
    6. 画像信号はG(i=k+j)、テンプテート信号はG(i=k-j)
    7. マッチング信号Mはkを変数とした関数となる。

     図において、絵素の変数iは0〜 imax、jは-jmax〜jmaxとして定義している。
     絵素の変数は下記の関係式が成立すると定義している。
      i=k+j -----式(2.1)
     また、 iがマイナスまたはimax以上になるのはまずいので、kの変化範囲は
      jmax ≦ k ≦ imax-jmax -----式(2.2)
    の条件を満足しなければならない。

       


    マッチング信号Mは以下の計算式で求める。


  2. 対称性マッチングポイント
    1. マッチング信号Mはkを変数とした関数となります。
    2. マッチング信号Mが最大となるkの位置が対称性マッチングポイントとなります。



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