2章:対称性演算法
- 対称性パターンマッチングの原理
図2-1 対称性パターンマッチングの説明図において
- 画像信号Gは画素座標系(i)の関数として与えられる。
- 画素の最大imaxである。
- 対称性演算中心位置をkとする。
- テンプテート信号は画像信号Gを位置kで折り返して発生する。
- 演算範囲は-jmax〜jmaxである。
- 画像信号はG(i=k+j)、テンプテート信号はG(i=k-j)
- マッチング信号Mはkを変数とした関数となる。
図において、絵素の変数iは0〜 imax、jは-jmax〜jmaxとして定義している。
絵素の変数は下記の関係式が成立すると定義している。
i=k+j -----式(2.1)
また、 iがマイナスまたはimax以上になるのはまずいので、kの変化範囲は
jmax ≦ k ≦ imax-jmax -----式(2.2)
の条件を満足しなければならない。
マッチング信号Mは以下の計算式で求める。
- 対称性マッチングポイント
- マッチング信号Mはkを変数とした関数となります。
- マッチング信号Mが最大となるkの位置が対称性マッチングポイントとなります。
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