5章:アライメント解析結果解説

  1. サンプル画像
     「画像A.bmp」の画像を以下に示します。


     「画像A.bmp」からテンプレート画像「テンプA1.bmp」を切り出します。


     「画像A.bmp」からテンプレート画像「テンプA2.bmp」を切り出します。



  2. 解析プログラムの実行
     実際のアライメントにおいては、もっと単純でわかりやすいパターンを 用いることが多いのですが、どんなパターンでもアライメントは可能です。
     「テンプA1.bmp」と「テンプA2.bmp」の相対位置誤差を求めてみましょう!!
    (1)「アライメント解析.exe」をダブルクリックで起動します。
    (2)メニュー「操作」_「テンプレート設定」を選択します。
    (3)「テンプA1.bmp」を読み込みます。
    (4)「テンプA2.bmp」を読み込みます。
    (5)パタメータ設定ダイアログの「OK」ボタンを押します。
    (6)メニュー「操作」_「画像処理」を選択します。
    (7)「画像A.bmp」を読み込みます。
    (8)解析結果ファイル「OUT1_1.txt」「OUT1_2.txt」「OUT1_3.txt」 「OUT2_1.txt」「OUT2_2.txt」「OUT2_3.txt」 「OUTm4_1.txt」「OUTm4_2.txt」「OUTm4_21.txt」「OUTm4_22.txt」 が出力されます。


  3. テンプレートの対称性解析
     テンプレートの対称性解析結果はファイル「OUTm4_1.txt」「OUTm4_2.txt」「OUTm4_21.txt」「OUTm4_22.txt」 に出力されます。
     上記ファイルはテキスト形式で出力されており、EXCELに貼り付けて解析する必要があります。
     「アライメント解析フリーソフト」には「対称性解析.xls」が含まれていますので、「対称性解析.xls」ファイル を開いて下さい。

     シート「OUTm4_1.txt」にはテンプレート1を1次元信号に変換した波形が出力されます。
     図5-1にテンプレート1-1次元信号-X方向を示します。

     図5-1において、Gxb[i]は青、Gxg[i]は緑、Gxr[i]は赤です。

     図5-2にテンプレート1-1次元信号-Y方向を示します。



     シート「OUTm4_2.txt」にはテンプレート1-対称性演算結果が出力されます。
     図5-3にテンプレート1-対称性演算結果のX方向を示します。


     図5-4ににテンプレート1-対称性演算結果のY方向を示します。

     対称性演算により、最も対称性がよくなる位置を求めることができます。
     ここでは、最も対称性がよくなる位置をパターン中心としています。



     シート「OUTm4_21.txt」にはテンプレート2を1次元信号に変換した波形が出力されます。
     図5-5にテンプレート2-1次元信号-X方向を示します。


     図5-6にテンプレート2-1次元信号-Y方向を示します。



     シート「OUTm4_22.txt」にはテンプレート2-対称性演算結果が出力されます。
     図5-7にテンプレート2-対称性演算結果のX方向を示します。


     図5-8ににテンプレート2-対称性演算結果のY方向を示します。

     対称性演算により、最も対称性がよくなる位置を求めることができます。
     ここでは、最も対称性がよくなる位置をパターン中心としています。


  4. テンプレートのマッチング解析
     テンプレートのマッチング解析結果はファイル「OUT1_1.txt」「OUT1_2.txt」「OUT1_3.txt」 「OUT2_1.txt」「OUT2_2.txt」「OUT2_3.txt」 に出力されます。
     「アライメント解析フリーソフト」には「テンプレート解析.xls」が含まれていますので、「テンプレート解析.xls」ファイル を開いて下さい。
     シート「OUT1_1.txt」にはテンプレート1粗マッチング結果が出力されます。
     図5-9にテンプレート1粗マッチングを示します。

     図5-9から、テンプレート1のマッチングポイントを求めることができます。

     シート「OUT1_2.txt」にはテンプレート1中マッチング結果が出力されます。
     図5-10にテンプレート1中マッチングを示します。

     図5-10から、テンプレート1のマッチングポイントを求めることができます。

     シート「OUT1_3.txt」にはテンプレート1精マッチング結果が出力されます。
     図5-11にテンプレート1精マッチングを示します。

     図5-11から、テンプレート1のマッチングポイントを求めることができます。


     シート「OUT2_1.txt」にはテンプレート2粗マッチング結果が出力されます。
     図5-12にテンプレート2粗マッチングを示します。

     図5-12から、テンプレート1のマッチングポイントを求めることができます。

     シート「OUT2_2.txt」にはテンプレート2中マッチング結果が出力されます。
     図5-13にテンプレート2中マッチングを示します。

     図5-12から、テンプレート2のマッチングポイントを求めることができます。

     シート「OUT2_3.txt」にはテンプレート2精マッチング結果が出力されます。
     図5-14にテンプレート2精マッチングを示します。

     図5-14から、テンプレート2のマッチングポイントを求めることができます。

     以上の処理により、テンプレート1とテンプレート2の相対位置誤差を 求めることができます。


6章:あとがきに行く。

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