7章:文字数合わせ変換表

作成2012.10.04
      EXCELワークシート関数にはさまざまな種類があり、VBAを使用しなくても済む場合があります。ダウンロード、実行時のアラームがなくなるため手軽になります。

  1. 文字数合わせ変換表(フリーワークブック)
     EXCELの表をテキストファイルにコピーした場合、文字数が合わないため見苦しくなります。各列の文字数を揃えるとテキストファイルにコピーした場合に見やすくなります。
      EXCELの表をメールのテキストにコピーするのに便利です。

    文字数合わせ変換表「f20-7.xls 」にいく。
     EXCEL表をテキスト表に変換します。

  2. 使用方法
    (1)列の最大は10列、行の最大は25行です。(これ以上はファイルの変更が必要です。)
    (2)B7セルからK31セルの領域に表データを貼り付けます。
    (3)列の文字数の値を最適値に設定して、連結文字の列が見やすくなるように設定します。
    (4)空欄の列には列の文字数=0を設定します。
    (5)連結文字をコピーしてテキストファイルにペーストします。

  3. EXCELワークシート関数
    (1)L7セルの設定=B7&REPT(" ",IF(B$6-LENB(B7)<0,0,B$6-LENB(B7)))
    (2)V7セルの設定=CONCATENATE(L7,M7,N7,O7,P7,Q7,R7,S7,T7,U7)
    (3)REPT(文字列,繰り返し回数)
    文字列 繰り返す文字列を指定します。
    繰り返し回数 文字列を繰り返す回数を、正の数値で指定します。
    (4)IF(論理式,真の場合,偽の場合)
    論理式 たとえば、 B$6-LENB(B7)<0は論理式です。
    真の場合 論理式が TRUE の場合に返す値を指定します。(負の回数はエラーとなるため0にします。)
    偽の場合 論理式が FALSE の場合に返す値を指定します。( B$6-LENB(B7)を設定します。)
    (5)LENB(文字列)
    LENB 関数は、文字列のバイト数を返します。半角文字は 1 バイト、全角文字は 2 バイトとなります。
    (6)CONCATENATE(文字列1,文字列2,...)
    1 つにまとめる文字列を指定します。引数は 1 〜 30 個まで指定できます。
     使用したワークシート関数は以上です。

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