2章:直線のベクトル方程式

    作成2011.02.01〜
  1. 直線のベクトル方程式
     直線のベクトル方程式を図2-1に示します。
     図2-1において、ベクトルAは絶対位置ベクトル、Bは相対位置ベクトル、tはスカラー(実数)変数、ベクトルRは絶対位置ベクトルです。
    ベクトルtBは、ベクトルBと同じ始点と方向を持ち絶対値(長さ)が変数tにより変化します。
     ベクトルRはベクトルtBの終点の座標を表しています。

     直線のベクトル方程式は下記となります。




  2. 直線のベクトル方程式の作図演習
     EXCELを用いて、位置ベクトルの作図演習を行い、直線のベクトル方程式のイメージアップを図りましょう!!

  3. ワークブック「ベクトル解析2.xls」のダウンロード
     下記のワークブック「ベクトル解析2.xls」(ベクトル作図プログラム)をダウンロードしてください。

     ダウンロード後はダブルクリックで解凍してから使用してください。
     
    ワークブック「ベクトル解析2.xls」をダウンロードする。


  4. ワークブック「ベクトル解析2.xls」説明
    1. ワークブック「ベクトル解析2.xls」は複素関数機能を使用していません。
    2. 「ベクトル解析2.xls」をダブルクリックで起動します。
         (マクロを有効にして開いてください!!)
    3. シート「操作」はパラメータの設定と操作を行います。
    4. シート「XY平面」はXY平面上の作図を行います。
    5. シート「YZ平面」はYZ平面上の作図を行います。


  5. シート「操作」
    1. ベクトル数(Nb)  :ベクトル数を設定します。
    2. X:ベクトル始点のX成分を設定します。
    3. Y:ベクトル始点のY成分を設定します。
    4. Z:ベクトル始点のZ成分を設定します。
    5. ΔX:ベクトルのX成分を設定します。
    6. ΔY:ベクトルのY成分を設定します。
    7. ΔZ:ベクトルのZ成分を設定します。

    8. 「作図実行」ボタンを押すと作図を実行します。


  6. 作図結果
     入力条件を下記表に示します。

     
     作図結果を下記に示します。


     図2-2と図2-3において、ベクトルtBが直線状に長さが変化する様子 がわかります。




3章:平面のベクトル方程式に行く。

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