14章:印刷とレポート (C#)

    作成2013.04.15

     VBで作成したプログラムをC#言語に変換します。

  1. 参照元情報
     印刷とレポートは(Visual Basic ガイド ツアー)
    「印刷とレポート」にジャンプする
     作成方法の詳細は上記を参照願います。


  2. 印刷とレポートの完成ファイル
     印刷とレポートを読み取るの作成の解説とおりに作業を実施すると、VBプロジェクトファイル群が完成しますが、C#言語に変換します。
     完成ファイルは以下からダウンロードできます。
     ダウンロード後は解凍してから使用してください。
      [ 印刷とレポート]をダウンロードする。
     解凍すると「14Print」フォルダーがあります。
    注(1)「14Print」フォルダーの「Print.sln」ファイルをダブルクリックすると「Express 2012 for Windows Desktop」が起動します。
    注(2)メニューの「ウインド」_「ウインドレイアウトのリセット」で標準に戻ります。
    注(3)「ソリューションエクスプローラ」ウインドウ内の「Form1.cs」をダブルクリックすると「デザイン」が表示されます。
    注(4)メニューの「表示」_「コード」を選択するとコードが表示されます。
    注(5)「Print.sln」の動作確認は「デバッグ」_「デバッグ開始」で実行します。デバッグ機能を用いて動作確認を行います。


  3. Print.slnの実行
    (1)「Express 2012 for Windows Desktop」のデバッグ機能を使用します。
    (2)「デバッグ」_「デバッグ開始」を選択します。
    (3)操作画面が表示されます。
    (4)印刷実行ボタンを押します。
    (5)プリンターの選択画面で印刷ボタンを押すと印刷が実行されます。
    (6)クローズボックスで終了します。


  4. 新規プロジェクトの作成
    (1)Form1のデザイン設定
     新規プロジェクトを作成すると「デザイナー」にはForm1が自動生成されます。Form1のデザイン設定はVBのForm1のコピー&ペーストで完成します。

    (2) Form1コード
     基本コードが自動生成されます。


  5. Form1の全コード
    using System;
    using System.Windows.Forms;
    using Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing;
    
    namespace Print
    {
        public partial class Form1 : Form
        {
            public Form1()
            {
                InitializeComponent();
            }
            private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
            {
                if (PrintDialog1.ShowDialog() == DialogResult.OK)
                {
                    printForm1.PrinterSettings = PrintDialog1.PrinterSettings;
                    printForm1.PrinterSettings.DefaultPageSettings.Margins.Bottom = 10;
                    printForm1.PrinterSettings.DefaultPageSettings.Margins.Left = 10;
                    printForm1.PrinterSettings.DefaultPageSettings.Margins.Right = 10;
                    printForm1.PrinterSettings.DefaultPageSettings.Margins.Top = 10;
                    printForm1.Print(this,PrintForm.PrintOption.Scrollable);
                }
            }
        }
    }
    


  6. Form1コードの説明
    (1)using Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing;はPrintFormクラスを使用するのに必要です。
    (2)PrintDialog1.ShowDialog()はプリンタ選択ダイアログを開きます。
    (3)printForm1.PrinterSettings = PrintDialog1.PrinterSettings;はプリンタ選択ダイアログで選択した条件をPrintForm1に設定します。
    (4)printForm1.PrinterSettings.DefaultPageSettings.Margins.Bottom = 10;は印刷マージンを設定します。
    (5)printForm1.Print(this,PrintForm.PrintOption.Scrollable);で印刷を実行します。


    感想:
    (1)Form1のコピー&ペーストは、四角とラインと楕円については、うまくできませんでした。
    (2)参照設定、using設定、printForm1.Print(this,PrintForm.PrintOption.Scrollable);のコードを除けば簡単に変換できました。







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