2章:チュートリアル 1: ピクチャ ビューアーの作成

    作成2013.04.08

  1. 参照元情報
     チュートリアル 1: ピクチャ ビューアーの作成
    「ピクチャ ビューアーの作成」にジャンプする
     作成方法の詳細は上記を参照願います。


  2. チュートリアル 1: ピクチャ ビューアーの作成の完成ファイル
     ピクチャの描画 : グラフィックスを使用するの解説とおりに作業を実施すると、プロジェクトファイル群が完成しますがVBからC#に変換したほうが簡単です。
     完成ファイルは以下からダウンロードできます。
     ダウンロード後は解凍してから使用してください。
      [ チュートリアル 1: ピクチャ ビューアーの作成]をダウンロードする。
     解凍すると「2PictureViewer」フォルダーがあります。
    注(1)「2PictureViewer」フォルダーの「PictureViewer.sln」ファイルをダブルクリックすると「Express 2012 for Windows Desktop」が起動します。
    注(2)メニューの「ウインド」_「ウインドレイアウトのリセット」で標準に戻ります。
    注(3)「ソリューションエクスプローラ」ウインドウ内の「Form1.cs」をダブルクリックすると「デザイン」が表示されます。
    注(4)メニューの「表示」_「コード」を選択するとコードが表示されます。
    注(5)「Graphics.sln」の動作確認は「デバッグ」_「デバッグ開始」で実行します。デバッグ機能を用いて動作確認を行います。


  3. PictureViewer.slnの実行
    (1)「Express 2012 for Windows Desktop」のデバッグ機能を使用します。
    (2)「デバッグ」_「デバッグ開始」を選択します。
    (3)「Show a picture」ボタンを押します。
    (4)OpenFileDialogが表示されますので、画像ファイルを選択し開きます。
    (5)選択した画像が表示されます。
    (6)最大化ボタンを押すとウインドウは画面いっぱいに広がります。
    (7)Strech(CheckBox)のチェックをはずすと縦横比が変化します。
    (8)チェックをいれた状態でSet thebackground colorボタンを押すとColorDiaalogが表示されます。
    (9)色を選択しOKボタンを押すと背景色が変わります。
    (10)Clear the pictureボタンを押すと背景色のみになります。
    (11)Closeボタンをおすとプログラムは終了します。


  4. 新規プロジェクトの作成
    (1)Form1のデザイン設定
     新規プロジェクトを作成すると「デザイナー」にはForm1が自動生成されます。Form1のデザイン設定はVBのForm1のコピー&ペーストで完成します。

    (2) Form1コード
    using System;
    using System.Collections.Generic;
    using System.ComponentModel;
    using System.Data;
    using System.Drawing;
    using System.Linq;
    using System.Text;
    using System.Threading.Tasks;
    using System.Windows.Forms;
    
    namespace WindowsFormsApplication1
    {
        public partial class Form1 : Form
        {
            public Form1()
            {
                InitializeComponent();
            }
        }
    }
    
    が自動生成されます。


  5. Form1の全コード
    using System;
    using System.Collections.Generic;
    using System.ComponentModel;
    using System.Data;
    using System.Drawing;
    using System.Linq;
    using System.Text;
    using System.Threading.Tasks;
    using System.Windows.Forms;
    
    namespace PictureViewer
    {
        public partial class Form1 : Form
        {
            public Form1()
            {
                InitializeComponent();
            }
    
            private void showButton_Click(object sender, EventArgs e)
            {
                if (openFileDialog1.ShowDialog() == DialogResult.OK)
                {
                    pictureBox1.Load(openFileDialog1.FileName);
                }
            }
    
            private void clearButton_Click(object sender, EventArgs e)
            {
                pictureBox1.Image = null;
            }
    
            private void backgroundButton_Click(object sender, EventArgs e)
            {
                if (colorDialog1.ShowDialog() == DialogResult.OK)
                    pictureBox1.BackColor = colorDialog1.Color;
            }
    
            private void closeButton_Click(object sender, EventArgs e)
            {
                this.Close();
            }
    
            private void checkBox1_CheckedChanged(object sender, EventArgs e)
            {
                if (checkBox1.Checked)
                    pictureBox1.SizeMode = PictureBoxSizeMode.StretchImage;
                else
                    pictureBox1.SizeMode = PictureBoxSizeMode.Zoom;
            }
        }
    }
    


  6. Form1コードの解説
    (1)using System;とusing System.Windows.Forms;のみが必要です。あとはusingの整理で削除できます。
    (2)private void showButton_ClickでpictureBox1にopenFileDialog1で選択した画像ファイルをロードして表示します。
    (3)private void clearButton_ClickでpictureBox1の画像を消去します。
    (4)private void backgroundButton_Clickで背景色を設定します。
    (5)private void closeButton_Clickでプログラムを終了します。
    (6)private void checkBox1_CheckedChangedでStretchImageとZoomを切り替えます。


    感想:
    (1)VBからC#への変更は簡単です。







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