円筒の内径と外径
円筒の内径と外径は必要寸法とパイプの規格寸法から決定されます。一例として以下のように寸法を決定します。
(1)使用パイプ:JIS G 3459 配管用ステンレス継目無鋼管100Aスケジュール80(外径Φ114.3mm、内径Φ97.1mm
(2)底部の有効内径:底部のネジをM100×2とするとネジの有効径はΦ98.7mmとなります。従って底部は外径Φ114.3mm(半径57.15)、内径Φ98.7mm(半径49.35)
(3)上部の有効外径:上部のネジをM115×4とするとネジの有効径はΦ112.4mmとなります。従って上部は外径Φ112.4mm(半径56.2)、内径Φ97.1mm(半径48.55)(パイプ外形がM115の外形より小さくなりますがねじ山が大きいため固定できます。)
これらの強度計算のためのプログラムを用意しました。
円筒の応力と変形の計算プログラム
C#、WPFアプリケーションで作成しました。
完成ファイルは以下からダウンロードできます。
ダウンロード後は解凍してから使用してください。 [円筒の応力と変形の計算プログラム]をダウンロードする。
解凍すると「Pipe」フォルダーがあります。
「Pipe」フォルダー内の「Pipe.sln」をダブルクリックすると「Express 2012 for Windows Desktop」が起動して、プログラムの修正・デバッグが可能です。
「Pipe.exe」をダブルクリックすると実行プログラムが起動して、円筒の応力と変形の計算が可能となります。