1章:簡易オシロの概要

    作成2013.11.21

  1. 簡易オシロの外観と外形
     簡易オシロの外観と外形を図1-1に示します。
     図1-1の寸法の単位はmmであり、非常に小さな基板であることがわかります。質量は約5gと軽量です。基板にはたくさんの入出力端子がありますが、簡易オシロと使用するのはグランドと測定端子のみです。


  2. 簡易オシロの入手方法
    販売元:Km2Net アドレス http://km2net.com/
    商品名:USB-FSIO30 (RoHS対応、完成品)
    商品説明:組立済みのデジタル入出力・アナログ入力・PWM制御可能な制御基盤です。
    価格:3,000円(税込み・メール便送料サービス)


  3. 簡易オシロの仕様
    アナログ入力電圧:0〜5V
    アナログ変換インピーダンス:10KΩ以下推奨
    チャンネル数:最大8チャンネル
    周波数:アナログ入力最大3KHz
    温度条件:0〜75℃ 結露しないこと
    単体消費電流:約40mA


  4. USB-IO_Family_Setting
    ・簡易オシロを使用する際の基本設定を行うソフト
    ・http://km2net.com/からダウンロードできます。
    ・VisualBasic2010ソースファイル付です。
    ・簡易オシロを使用する際、一度だけ基本設定を実行します。(電源OFFで変化しません。)


  5. USB-FSIO_Oscillo
    ・簡易オシロの測定を実行するソフト
    ・http://km2net.com/からダウンロードできます。
    ・VisualBasic2010ソースファイル付です。(プログラムの変更が可能)


  6. 詳細の設定・使用方法
    ・http://km2net.com/に記載されています。


  7. 検討事項
    ・周波数最大3KHzですので、高周波はさける必要がありそうです。 ・アナログ変換インピーダンス10KΩ以下推奨とありますので、入力インピーダンスに注意する必要がありそうです。










2章:入力インピーダンスの評価に行く。

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