28章:コンパレータ回路
電子部品オンライン販売「アールエスコンポーネンツ社」の「コンパレータ」に行く。
作成2014.02.06
コンパレータ回路路の検討をします。
- 正入力コンパレータ回路
(1)評価回路
正入力コンパレータ回路を図28-1に示します。
(2)正入力コンパレータ回路の出力電圧
図28-1の出力電圧は
となります。
- 負入力コンパレータ回路
(1)評価回路
負入力コンパレータ回路を図28-2に示します。
(2)負入力コンパレータ回路の出力電圧
図28-2の出力電圧は
となります。
- 正入力コンパレータ回路の出力波形評価
正弦波を入力時の正入力コンパレータ回路を簡易オシロで観察した結果を図28-3に示します。
図28-3において以下のようになりました。
(1)入力V1(正弦波)電圧=1.99V
(2)入力V2(閾値)電圧=1.33V(計算値=6*10/(33+10)=1.36V)
(3))出力Vo(方形波)電圧=4.87V
- 負入力コンパレータ回路の出力波形評価
正弦波を入力時の正入力コンパレータ回路を簡易オシロで観察した結果を図28-4に示します。
図28-4において以下のようになりました。
(1)入力V1(正弦波)電圧=1.99V
(2)入力V2(閾値)電圧=1.27V(計算値=6*10/(33+10)=1.36V)
(3))出力Vo(方形波)電圧=4.88V
- 結果の検討
(1)入力V2(閾値電圧)は簡易オシロの負荷の影響が大きく、測定できませんでした。
(2)入力V2(閾値電圧)は測定後計算処理で求めました。
(3)簡易オシロの測定可能電圧は0〜5Vでマイナス側を測定できません。簡易オシロの入力は抵抗分圧で電圧を調整しました。
(4)簡易オシロは出力波形のグランド基準で測定できません。オフセットを与えて測定するため、オフセット誤差が発生します。
(5)オフセット誤差は測定後補正しました。
29章:ヒシテリスコンパレータ回路に行く。
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