12章:Device - CDC - Basic Demo

    作成2014.03.19

     サンプルプログラムDevice - CDC - Basic Demoを検討します。

  1. 評価回路
     サンプルプログラムDevice - CDC - Basic Demoの評価回路を図11-1に示します。
     RB4にSWを接続します。
     またRD0にLEDを接続します。



  2. Device - CDC - Basic Demoソースプログラム
     まずは下記の「12-1.zip」ファイルをダウンロードしてください。
    [12-1.zip]をダウンロードする。

    解凍するとフォルダー内にDevice - CDC - Basic Demoフォルダーがあります。Device - CDC - Basic Demoフォルダー内に
    (1)MPLAB X IDEフォルダー
    *MPLAB IDE-X\src\apps\usb\device\hid_custom\firmware\MPLAB.Xがソースプログラムです。
    *ファイルの相対位置関係は変えられません。
    *容量削減のため、直接関係無いと思われるファイルは削除しました。
    *「MPLAB X IDE」と「XC8」用です。

    (3)PC Basic Communicationフォルダー
    *VC++ 2005 Simple CDC Demo.exe(実行ファイル)
    *Microsoft Visual Basic 2010 Express(ソース)
    *Microsoft Visual C# 2012 Express(ソース)
    *Microsoft Visual C++ 2012 Express(ソース)

    (4)PC Dynamic Softwareフォルダー
    *Dynamic CDC Demo.exe(実行ファイル)
    *Microsoft Visual C++ 2012(ソース)

    (3)注意事項
    *上記プログラムはPIC18F4553用です。
    *Microsoft Visual C# 2012 Express(ソース)はVS Express for Desktopを管理者として実行しHID PnP Demo.slnを開く必要があります。(ダブルクリック起動ではビルドが成功しません。)


  3. 動作確認
     動作確認の状況を以下に示します。

     RB4にSWを接続します。またRD0にLEDを接続します。


  4. PC Basic Communication動作確認
     PC Basic Communication動作確認の状況を以下に示します。

    *接続ポートは手動で設定が必要です。
    *接続が成功するとAを送信するとBが返信されます。
    *RB4のSWを押を押すとStateがButton Pressedが返信されます。


  5. PC Dynamic Software動作確認
     PC Dynamic Software動作確認の状況を以下に示します。

    *接続ポートは自動で設定されます。
    *接続が成功するとAを送信するとBが返信されます。
    *RB4のSWを押を押すとStateがButton Pressedが返信されます。


  6. Device - CDC - Basic Demoまとめ
    (1)内容的には3章:秋月電子通商サンプルプログラム「MPLABを使った使用例2」の実行と同じです。
    (2)「MPLAB X IDE」と「XC8」のサンプルコードを使用しました。
    (3)USB関連のサンプルプログラムはDevice - HID - Custom Demos、:Device - CDC - Basic Demo以外にもたくさんありますが、この2つが基本プログラムと思います。
    (4)いずれもかなり複雑なプログラムであり、詳細まで完全に理解するのは容易なことではありません。
    (5)しかし、基本部分はサンプルプログラムをそのまま利用して、目的に応じて部分修正は可能とおもわれます。
    (6)複雑なプログラムは全貌を理解しようとせず、目的に応じて部分修正するのが賢い方法と思います。











13章:Device - HID - Custom Demosソースプログラムの検討に行く。

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