25章:MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御

    作成2016.01.05

  1. MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御の参考アドレス
    59章:MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー モジュール

     Arduino UNOとESP-WROOM-02はMPU-6050制御において、完全互換ではありませんでした。非常にめずらしいケースです。


  2. MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御回路図
     MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御回路図を以下に示します。




  3. MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御回路外観
     MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御回路外観を以下に示します。



  4. 必要ファイルと保存場所
    (1)必要ファイル
     必要ファイルは以下からダウンロードできます。
    [25-1.zip]をダウンロードする。

    解凍すると以下のフォルダーがあります。
    *MPU6050_Aフォルダー

    (2)保存場所
    *MPU6050_AフォルダーをC:\Users\ユーザ名\Documents\Arduino\librariesフォルダーに保存します。

    (3)Arduino UNOとESP-WROOM-02の互換性
    *ESP-WROOM-02はMPU6050_A\avr\pgmspace.hが必要です。
    *Arduino UNOはMPU6050_A\avr\pgmspace.hがあるとエラーとなり、MPU6050_A\avr\pgmspace.hを削除すると正常に動作します。
    *なぜ?こうなるのか?原因の詳細はわかりません。


  5. Arduinoスケッチの書込み
    (1)3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御回路図を接続します。
    (2)Arduino\libraries\MPU6050_A\Examples\MPU6050_raw\MPU6050_raw.inoをダブルクリックで起動します。
    (3)Serial.begin(9600);→Serial.begin(115200);に変更します。
    (4)GPIO-0ピン:(Type I/O SPI_CS2)→Low(10kΩプルダウン)に設定し、ESP-WROOM-02の電源を投入します。
    (5)スケッチを書込みます。


  6. 動作試験
    (1)arduino.exeを起動して、シリアルモニタを開きます。
    (2)GPIO-0ピン:(Type I/O SPI_CS2)→High(10kΩプルアップ)に戻し、ESP-WROOM-02の電源を再投入します
    (3)シリアルモニターを開きボーレート115200bpsに設定します。
    (4)以下の結果が表示されます。
    Testing device connections...
    MPU6050 connection successful
    a/g:	0	0	0	0	0	0
    a/g:	0	0	0	0	0	0
    a/g:	0	0	0	0	0	0
    a/g:	680	36	16560	-89	-1315	3862
    a/g:	556	180	16620	52	-516	6001
    a/g:	596	120	16628	-113	636	7817
    a/g:	604	92	16652	-369	2860	8961
    a/g:	684	160	16616	51	7297	8403
    a/g:	700	108	16556	1421	5498	8177
    a/g:	708	64	16560	785	3727	8202
    a/g:	636	168	16580	-293	2322	8194
    a/g:	620	136	16580	-259	-400	5849
    a/g:	568	208	16560	-205	168	-1443
    a/g:	680	264	16588	-213	181	-146
    a/g:	580	64	16660	-223	168	-14
    a/g:	648	256	16588	-219	132	-174
    a/g:	596	224	16512	-193	162	-131
    a/g:	632	140	16536	-219	155	-125
    a/g:	708	216	16692	-214	169	-145
    a/g:	788	264	16480	-215	147	-118
    a/g:	716	152	16544	-228	144	-148
    a/g:	632	228	16668	-207	174	-116
    a/g:	668	180	16700	-203	155	-136
    a/g:	624	108	16536	-207	151	-143
    a/g:	588	100	16704	-205	148	-121
    a/g:	720	180	16736	-217	170	-131
    a/g:	736	208	16600	-219	155	-148
    


  7. MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー 制御まとめ
    (1)Arduino UNOとESP-WROOM-02はMPU-6050制御において、完全互換ではありませんでした。非常にめずらしいケースです。
    (2)ESP-WROOM-02のシリアル通信のボ−レートは115200bpsに設定する必要があります。
    (3)MPU-6050 使用 3軸ジャイロスコープ・3軸加速度センサー は安価で 3軸のジャイロと 3軸の加速度が計測できます。
    (4)ただしサンプルプログラムが、すんなりと動作しない問題がありました。




26章:processingによるWiFi無線に行く。

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