7章:口寂しいを解消する方法

    作成2016.04.22
     口寂しいを解消する方法について調べてみました。

  1. 口寂しいを解消する方法の必要性
     私の個人的な事情ですが、糖尿病を発症しておりカロリー制限を必要としています。さらに、つい最近まで喫煙していました。(喫煙年数は約46年間、銘柄はLARK タール9mg ニコチン0.8mg)
     2016年2月10日、膀胱癌の発症がほぼ確定的となりました。膀胱癌を治療する上で禁煙は必須事項となりました。
     2016年2月10日から禁煙を開始しましたが、決定的な禁断症状はなく禁煙を続けることはできていますが、口寂しい思いが解消しません。カロリー制限を破ることなく口寂しいを解消する方法の検討が必要です。
     口寂しいは禁煙者だけでなく、ダイエット中の方も同じ思いをするそうです。


  2. 気分転換に水を飲む
    (1)ミネラルウォーター(2Lで安価なものもあります。)
    (2)水道水(湯冷ましにすると飲みやすくなります。)
    *水を飲むと結構気分転換できます。
    *大量に飲むとトイレが近くなります。


  3. 気分転換にお茶を飲む
    *原料が同じ茶葉でも以下の種類があります。
    (1)緑茶(日本茶)
     多くは、蒸すことで加熱処理をして酸化・発酵を止めたのち、揉んで(揉まないものもある)、乾燥させる製法をとる。この方法は日本独自で発展したものであり、世界的にみても製茶過程で"蒸し"という工程が行われている国は他に類を見ない。
     茶葉は摘んでまもなく加熱処理されるのですぐに発酵が止まる。このため、日本茶は普通緑茶を指す。蒸す代わりに釜で炒る加熱処理を用いる場合もある。この製法をとる日本茶を釜炒り茶という。
    *茶葉を挽いた抹茶と挽かない煎茶がある。
    *煎茶は玉露、煎茶、番茶に分類されます。

    (2)紅茶
     紅茶とは、摘み取った茶の葉と芽を乾燥させ、もみ込んで完全発酵させ、乾燥させた茶葉。もしくはそれをポットに入れ、沸騰した湯をその上に注いで抽出した飲料のこと。なお、ここでいう発酵とは微生物による発酵ではなく、茶の葉に最初から含まれている酸化酵素による酸化発酵である。
     ヨーロッパで多く飲用されなおかつ世界で最も紅茶を飲むのはイギリス人で、朝昼晩の食事だけでなく、起床時、午前午後の休憩にもお茶を楽しむ。
    *カロリー制限のためミルク、砂糖無しで飲む必要があります。

    (3)烏龍茶
     中国茶は、1978年に中国安徽省の安徽農業大学の陳椽教授によって緑茶、白茶、黄茶、黒茶、青茶、紅茶の6種(六大茶類)に区分され、これにジャスミン茶など花茶を加えた7種が現在最も一般的な分類方法として知られている。
     烏龍茶(ウーロンちゃ)は、中国茶のうち青茶(せいちゃ、あおちゃ)に分類され、茶葉の発酵途中で加熱することで発酵を止めた、半発酵茶である。淹れた茶の水色(すいしょく)は黄褐色
    *2Lで安価なものもあります。

    (4)プアール茶
     プーアル茶は中華人民共和国雲南省南部及び南西部を原産地とする中国茶(黒茶)の一種。生茶と熟茶の2種類ある。
    生茶
     緑茶を残存する酵素で発酵させた茶葉。生産されてまだ日が浅い茶葉は、極めて緑茶に近い。しかし、年代を経るほどに、白茶様、烏龍茶様、紅茶様の香りとなり、最終的にはプーアル熟茶に近い香りと味わいになる。数十年を超えるようなビンテージ品は、希少価値の高さもあり、高価で取引される。日本で上質な生茶を入手するのは、極めて難しいものの、プーアル茶の知名度が向上してきたこともあり、取り扱う業者が増えつつある。

    熟茶
     プーアル生茶を多湿状態に置くことで、カビによる発酵をさせて作られる。年代を経た茶葉の風味を短時間で量産できる方法として、1973年頃から作られるようになった。生茶に比べて色が濃く、暗褐色を呈す。一般的によく知られているプーアル茶は熟茶である。
    *プーアル茶を常飲した場合、血圧が下がり、血液循環が良くなることが知られており、血液循環の改善から快眠、お通じの改善、花粉症などのアレルギー体質の改善が見られる。
    *熟茶には脂肪分解作用があると考えられている。


  4. 茶葉の成分
    (1)色々な茶(浸出液)100g中の主な成分の比較を以下に示します。
    成分玉露煎茶ほうじ茶番茶玄米茶紅茶ウーロン茶
    タンパク質1.3 g0.2 g0 g0 g0 g0.1 g0 g
    ビタミンB20.11 mg0.05 mg0.02 mg0.03 mg0.01 mg0.01 mg0.03 mg
    葉酸(ビタミンB9)150 μg16 μg13 μg7 μg3 μg3 μg2 μg
    ビタミンC19 mg6 mg0 mg3 mg1 mg0 mg0 mg
    カフェイン16 mg20 mg20 mg10 mg10 mg30 mg20 mg
    タンニン類23 mg70 mg40 mg30 mg10 mg10 mg30 mg

    (2)タンニン類(エピカテキン)
    *化学式:C15H14O6
    *分子量: 290.27
    *分子構造を以下に示します。




    (3)カフェイン
     カフェイン (caffeine) は、アルカロイドの一種で精神刺激薬のひとつである。水溶性の白色結晶で、分子式は C8H10N4O2 です。





  5. 気分転換にコーヒーを飲む
     コーヒー豆(コーヒーノキの種子)を焙煎し挽いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料。歴史への登場は酒や茶には遅れるが、世界で最も多くの国で飲用されている嗜好飲料である。家庭や飲食店、職場などで飲用され、コーヒーの専門ショップも多数存在する。抽出前の粉末や粉砕前の焙煎豆も、同じくコーヒーと呼ばれることもある。日本語では「珈琲」と当て字されている。
    *カロリー制限のためブラック(ミルク、砂糖無し)で飲む必要があります。
    * カフェインの含有量は、コーヒー豆の焙煎の度合いによっても異なりますが、一般家庭でよく飲まれているミディアムローストのコーヒー1杯分(120ml)には、約69mgのカフェインが含まれていると考えられています。
    *飲みすぎると寝つきが悪くなります。


  6. 気分転換にキシリトールガムを噛む
    (1)原材料:マルチトール、キシリトール、アスパルテーム、燐酸水素カルシウム、フクロノリ抽出物
    (2)特徴:燐酸水素カルシウム、フクロノリ抽出物で歯の再石灰化を増強

    (3)マルチトール
     マルチトール (maltitol) は、糖アルコールの一種。酵素糖化法によって澱粉からつくられる二糖類のマルトースを原料として高圧下で接触還元して得られる。カルボニル基を持たないために褐変反応が起こらず、耐熱性に優れている。
     マルチトールは、砂糖の約90%の甘味を有し、腸管から比較的吸収されにくく、ヒトの小腸粘膜酵素によって1/40程度しか分解・吸収されない。
    *化学式:C12H24O11
    *分子量:344.31
    *分子構造を以下に示します。




    (4)キシリトール
     キシロースから合成される糖アルコールの一種。冷涼感があり、後味の切れが早い。砂糖(ショ糖)と同程度の甘みを持ち、カロリーが4割低い。また、加熱による甘みの変化がないため、加工にも適している。キシリトールは他の糖アルコールの大部分と同様、弱い下剤の働きをする。吸収速度が遅いため、血糖値の急上昇や、それに対するインスリンの反応を引き起こさない。
    *化学式:C5H12O5
    *分子量:152.15
    *分子構造を以下に示します。




    (5)アスパルテーム
     人工甘味料の一つである。砂糖(ショ糖)の100〜200倍の甘味を持つ。現在の製法を開発したのは日本の味の素株式会社であり、日本、アメリカ、カナダ、およびヨーロッパで特許を有している[3]。日本およびアメリカでは1983年に使用が認可されている。
    *化学式:C14H18N2O5
    *分子構造を以下に示します。





  7. 気分転換にミンティアをなめる
     ミンティア (MINTIA) は、アサヒフードアンドヘルスケア株式会社が販売している清涼菓子の名称。2007年には売上個数・金額で国内シェアNo.1であった。
     元々は株式会社ポーラ化粧品本舗(現・ポーラ)の食品事業子会社であるポーラフーズ株式会社が販売していたが、アサヒフードアンドヘルスケアの前身であるアサヒビール薬品株式会社が2002年3月31日付でポーラフーズの全株式を取得して完全子会社化し、販売権を獲得した。その後、アサヒビール食品との合併で発足したアサヒフードアンドヘルスケアが2003年1月1日付でポーラフーズを吸収合併して現在に至っている。

    (1)原材料:ソルビトール、アスパルテーム
    (2)特徴:タブレット(錠菓)で、内容量は30粒(22グラム)。直径は11mm程度、厚さ7mmで、カードタイプの薄いプラスチック製の容器 (PP) に入っている。シュガーレスも特徴で、プラムやレモンライム味等の種類がある。

    (3)ソルビトール
     ソルビトール (sorbitol) はグルコースを還元し、アルデヒド基をヒドロキシ基に変換して得られる糖アルコールの一種。同じ重量の砂糖と比べてカロリーが75%程度と低いため、ダイエット食品、菓子などの低カロリー食品の甘味料として使用されている。しかし、甘味度は砂糖と比べて60%程度しかないので、同じ甘さを得るためには砂糖よりも多く加える必要がある。また、水に溶解する際に吸熱反応を起こし、口の中でひんやりとした感触がすることから、飴・ガムやスナック菓子などに清涼剤として用いられる。
    *化学式:C6H14O6
    *分子量:182.17
    *分子構造を以下に示します。





  8. 口寂しいを解消する方法まとめ
    (1)口寂しいときは、カロリーの無いものを飲んだり、食べたりするのが良いと思います。
    (2)カロリーの少ない飲み物としては、水、お茶、コーヒー(ブラック)等が良いと思います。
    (3)固形物としては、キシリトールガムかミンティアが良いと思います。




8章:経尿道的膀胱腫瘍切除手術(TUR-BT)第2回目(2016年5月10日〜5月17日)に行く。

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