44章:「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「2章:投影露光計算プログラム」のファイル変更
作成2017.02.04
業務用としては、microsoft officeを使用するのが一般的ですが、趣味用としては少し高価です。
OpenOfficeはフリーで使えますがmicrosoft officeと完全互換ではありません。
これまでに作成したEXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更を検討します。
「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「2章:投影露光計算プログラム」のファイル変更
(1) EXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更手順は2章〜9章と同一となります。
(2)マクロは互換性が無いため、全面的に書き直しとなります。
(3)3DグラフはEXCEL(.xls)ファイルと互換性がありませんでした。また機能的にも劣る感じです。
(4) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
(5) 「processing」による3Dグラフ表示はかなり良好です。
(6)ファイル変更手順詳細は省略します。
「processing」のダウンロード
(1) 「processing」は以下のアドレスからダウンロードできます。
「 https://processing.org 」にジャンプする。
(2)現在の最新はバージョン3.2.3ですが、最新のGPUとドライバーを必要とします。
(3)バージョン3.0b4を使用していましたが、古いパソコンのためか動作が安定しないため、バージョン2.2.1に
バージョンダウンしました。
(4)バージョンダウンは気落ちしますが、これでも高度のグラフィクス処理機能を持っています。
変更プログラムのダウンロード
「2章:投影露光計算プログラム」変更プログラムは以下からダウンロードできます。
ダウンロード後は解凍してから使用してください。
「 2章:投影露光計算プログラム」変更プログラムをダウンロードする。
解凍すると「sketch_3D_Graph」フォルダーがあります。
「sketch_3D_Graph」フォルダー内に
(1)「投影露光.exe」ファイル(コンソールアプリケーション)
(2)「VBA_C_W10投影露光計算.ods」
(3)「sketch_3D_Graph.pde」ファイル
(4)「flag.txt」ファイル
(5)「IN_FM.txt」ファイル
(6)「OUT_M.xls」ファイル
(7)「OUT_MI.xls」ファイル
(8)「OUT_MR.xls」ファイル
があります。
* 「sketch_3D_Graph」フォルダーの保存場所制限はありません。
*上記8個のファイルが「sketch_3D_Graph」フォルダー内にある必要があります。
操作方法
(1)投影露光.exeをダブルクリックします。
(2)コンソールウインドウが表示されます。(文字等の表示はありません。)

(3)VBA_C_W10投影露光計算.odsをダブルクリックします。

(4)シート「投影露光演習1」内容をシート「IN_FM」にペーストします。
(5)計算実行ボタンを押します。
(6)「sketch_3D_Graph.pde」をダブルクリックで起動します。

(7)「Processing」の「Runボタン」を押すと3Dグラフが表示されます。

(8)3Dグラフウインドウを閉じます。
(9)シート「投影露光演習2」内容をシート「IN_FM」にペーストします。
(10)計算実行ボタンを押します。
(11)「Processing」の「Runボタン」を押すと3Dグラフが表示されます。

(12)3Dグラフウインドウを閉じます。
(13)シート「投影露光演習3」内容をシート「IN_FM」にペーストします。
(14)計算実行ボタンを押します。
(15)「Processing」の「Runボタン」を押すと3Dグラフが表示されます。

(16)3Dグラフウインドウを閉じます。
(17)シート「投影露光演習4」内容をシート「IN_FM」にペーストします。
(18)計算実行ボタンを押します。
(19)「Processing」の「Runボタン」を押すと3Dグラフが表示されます。

(20)3Dグラフウインドウを閉じます。
(21)シート「投影露光演習5」内容をシート「IN_FM」にペーストします。
(22)計算実行ボタンを押します。
(23)「Processing」の「Runボタン」を押すと3Dグラフが表示されます。

(24)3Dグラフウインドウを閉じます。
(25)シート「投影露光演習6」内容をシート「IN_FM」にペーストします。
(26)計算実行ボタンを押します。
(27)「Processing」の「Runボタン」を押すと3Dグラフが表示されます。

(28)3Dグラフウインドウを閉じます。
(29)「コンソール終了」ボタンを押すとflag.txt(コントロールフラグファイル)に文字コード‘Z’が書き込まれます。
(30)文字コード‘Z’を認識して投影露光.exe(コンソールアプリ)が終了します。
(31) 「Processing」を終了します。
(32)最後にVBA_C_W10投影露光計算.ods(OpenOfficeアプリ)を終了します。
「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「2章:投影露光計算プログラム」のファイル変更まとめ
(1)ファイル変更はマクロの全面書き直しが必要ですが、比較的簡単にできました。
(2)計算内容は近接露光に関する内容ですが、詳細は「 VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」を参照願います。
(3) 3Dグラフについては、フリーアプリの「processing」を用いて表示することを検討しました。
(4) 「processing」のスケッチを
float Px=5;//表示Xピッチ
float Py=-100;//表示Yピッチ(符号反転)
float Pz=5;//表示Xピッチ
に変更しました。(表示倍率の変更です。)
45章:「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「3章:光線追跡計算プログラム」のファイル変更に行く。
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