45章:「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「3章:光線追跡計算プログラム」のファイル変更

    作成2017.02.15

     業務用としては、microsoft officeを使用するのが一般的ですが、趣味用としては少し高価です。 OpenOfficeはフリーで使えますがmicrosoft officeと完全互換ではありません。
     これまでに作成したEXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更を検討します。

  1. 「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「3章:光線追跡計算プログラム」のファイル変更
    (1) EXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更手順は2章〜9章と同一となります。
    (2)マクロは互換性が無いため、全面的に書き直しとなります。
    (3) EXCEL(.xls)ファイルからOpenOffice(.ods)ファイルへの変更において、以下の機能のサポートはあきらめました。
    *グラフのデータ範囲の自動設定
    *光学系の作図機能
    (4)光学系のレンズ面数等が変化するとグラフのデータ範囲が変化するため手動で再設定する必要があります。
    (5)光学系の作図はサポートあきらめましたので、CADソフト等を使用して手動で作図する必要があります。
    (6)ファイル変更手順詳細は省略します。


  2. 変更プログラムのダウンロード
      「3章:光線追跡計算プログラム」変更プログラムは以下からダウンロードできます。
     ダウンロード後は解凍してから使用してください。
     
    「3章:光線追跡計算プログラム」変更プログラムをダウンロードする。
     解凍すると「光線追跡実行ファイル」フォルダーがあります。

    「光線追跡実行ファイル」フォルダー内に
    (1)「光線追跡.exe」ファイル(コンソールアプリケーション)
    (2)「VBA_C_W10光線追跡.ods」 (3)「flag.txt」ファイル
    (4)「IN_FM.txt」ファイル
    (5)「IN_FM2.txt」ファイル
    (6)「OUT_M.xls」ファイル
    があります。
    * 「光線追跡実行ファイル」フォルダーの保存場所制限はありません。
    *上記6個のファイルが「光線追跡実行ファイル」フォルダー内にある必要があります。


  3. 操作方法(演習1)
    (1)演習1の詳細は「光の不思議と応用」「34章:3次元光線追跡演習(1)」を参照する必要があります。
    「光の不思議と応用」34章:3次元光線追跡演習(1)に行く。
    (2)内容確認後は戻る必要があります。

    (3)光線追跡.exeをダブルクリックします。
    (4)コンソールウインドウが表示されます。(文字等の表示はありません。)



    (5)VBA_C_W10光線追跡.odsをダブルクリックします。



    (6)シート「IN_FM (演習1)」をシート「IN_FM」にペーストします。
    (7)シート「IN_FM2 (演習1)」をシート「IN_FM2」にペーストします。
    (8)「スポットダイアグラム計算実行」ボタンを押します。
    (9)シート「スポット要約」を確認します。



    (10)シート「光線図」を確認します。



    (11)シート「スポット図」を確認します。



    (12)「波面収差計算実行」ボタンを押します。
    (13)シート「OUT_M」を確認します。



    (14)「レンズ間隔最適化計算実行」ボタンを押します。
    (15)シート「OUT_M」を確認します。



    (16)操作2「間隔最適化コピー」ボタンを押します。
    (17)シート「IN_FM」を確認します。



    (18)「スポットダイアグラム計算実行」ボタンを押します。
    (19)シート「スポット図」を確認します。



    (20)「コンソール終了」ボタンを押すとflag.txt(コントロールフラグファイル)に文字コード‘Z’が書き込まれます。
    (21)文字コード‘Z’を認識して光線追跡.exe (コンソールアプリ)が終了します。
    (22)最後にVBA_C_W10光線追跡.ods (OpenOfficeアプリ)を終了します。


  4. 操作方法(演習2)
    (1)演習2の詳細は「光の不思議と応用」「35章:3次元光線追跡演習(2)」を参照する必要があります。
    「光の不思議と応用」35章:3次元光線追跡演習(2)に行く。
    (2)内容確認後は戻る必要があります。

    (3)以降の操作は演習1と同じになります。


  5. 操作方法(演習3)
    (1)演習3の詳細は「光の不思議と応用」「38章:ミラー+レンズの光線追跡」を参照する必要があります。
    「光の不思議と応用」38章:ミラー+レンズの光線追跡に行く。
    (2)内容確認後は戻る必要があります。

    (3)光線追跡.exeをダブルクリックします。
    (4)コンソールウインドウが表示されます。(文字等の表示はありません。)
    (5)VBA_C_W10光線追跡.odsをダブルクリックします。
    (6)シート「IN_FM (演習3)」をシート「IN_FM」にペーストします。
    (7)シート「IN_FM2 (演習3)」をシート「IN_FM2」にペーストします。
    (8)「スポットダイアグラム計算実行」ボタンを押します。
    (9)シート「スポット要約」を確認します。



    (10)シート「光線図」を確認します。



    (11)シート「スポット図_2」を確認します。
    *レンズ面数等が変化するとグラフのデータ範囲を手動で変更する必要があります。
    *シート「スポット図_2」は演習3に合わせてグラフのデータ範囲を変更しました。



    (12)「曲率半径最適化計算実行」ボタンを押します。
    (13)シート「OUT_M」を確認します。



    (14)操作2「曲率最適化コピー」ボタンを押すと最適化結果がシート「IN_FM にコピーされますが、既に最適化が完了しているため、ほとんど変化しません。
    (15)シート「IN_FM」を確認します。



    (16)「コンソール終了」ボタンを押すとflag.txt(コントロールフラグファイル)に文字コード‘Z’が書き込まれます。
    (17)文字コード‘Z’を認識して光線追跡.exe(コンソールアプリ)が終了します。
    (18)最後にVBA_C_W10光線追跡.ods (OpenOfficeアプリ)を終了します。


  6. 「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「3章:光線追跡計算プログラム」のファイル変更まとめ
    (1)マクロは互換性が無いため、全面的に書き直しとなります。
    (2)光線追跡プログラムの使用方法は大変難しく、すべての操作をうまく説明できません。
    (3)以下の機能のサポートはあきらめました。
    *グラフのデータ範囲の自動設定
    *光学系の作図機能
    (4)光学系のレンズ面数等が変化するとグラフのデータ範囲が変化するため手動で再設定する必要があります。
    (5)光学系の作図はサポートあきらめましたので、CADソフト等を使用して手動で作図する必要があります。




46章:「VBAから呼び出すコンソールアプリケーションのページ」「4章:照度分布計算プログラム」のファイル変更に行く。

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