16章:ワークシートにActiveX コントロールを設定する。

    作成2021/11/22

  1. 練習用EXCELファイルの作成
    (1)EXCEL2019を起動します。
    (2)新規_空白のブックを選択します。
    (3)ファイル名「16章.xlsm」で保存します。
    (4)開発タブをクリックして「Visual Basic」をクリックします。
    (5)「挿入」_「標準モジュール」を選択します。
    (6)以下のコードを貼付けます。
    Sub Macro1()
        dp = 1
    End Sub
    




  2. ActiveXコマンドボタンの挿入
    (1)ワークシートの挿入をクリックします。



    (2)ActiveXのコマンドボタンをクリックして、ワークシート上にコマンドボタンを挿入します。



    (3)Visual Basicをクリックして、VBAエディタを表示します。
    (4)VBAエディタの「Microsoft Excel Object」_「Sheet1(Sheet1)」をダブルクリックします。



    (5)CommandButton1を選択します。



    (6)コードを以下のように修正します。
    Private Sub CommandButton1_Click()
        Macro1
    End Sub
    
    (7)上書き保存して、終了後、再度オープンします。

  3. 動作試験
    (1)「標準モジュール」_「Module1」をダブルクリックします。
    (2)dp=1の行をクリックします。
    (3)「デバッグ」_「ブレークポイントの設定/解除」を選択します。



    (4)ワークシートの「CommandButton1」をクリックします。
    (5)ブレークポイントの設定行で停止します。



    (6)Macro1が実行されたことが確認できました。
    (7)継続ボタンを押すと終了します。

  4. ワークシートの「CommandButton1」の表示変更
    (1)「デザインモード」で「CommandButton1」をクリックして、「プロパティ」をクリックすると 「CommandButton1」のプロパティが表示されます。



    (2)Captionの値を「実行」に変更すると表示が実行となります。 (3)ここでは、別な方法で表示を変更します。
    (4)VBAエディタの「Microsoft Excel Object」_「ThisWorkbook」をダブルクリックします。



    (5) Workbookを選択します。



    (6)コードを以下のように修正します。
    Private Sub Workbook_Open()
        Sheet1.CommandButton1.Caption = "実行"
    End Sub
    
    (7)EXCELファイルを上書き保存して、終了します。
    (8)EXCELファイルを開きます。



    (9)CommandButton1の表示が変更されました。
    (10)デバッグ機能を使用して、「実行」ボタンを押すとMacro1が実行されることが確認できます。

  5. セルの枠線の消去
    (1)ワークシートのセルの枠線が見苦しいので消去します。
    (2)表示タグをクリックします。



    (3)目盛線のチェックをはずします。



    (4)ワークシートのセルの枠線が消えました。
    (5)上書き保存をして、終了します。


  6. 「16章.xlsm」ファイルのダウンロード
     「16章.xlsx」ファイルは、以下からダウンロードできます。
     ダウンロード後は解凍してから使用してください。
     
    「16章.xlsm」ファイルをダウンロードする。
     解凍すると「16章.xlsm」ファイルがあります。




17章:ワークシートにActiveXのラベルとテキストボックスを挿入

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