1章:画像処理検討用開発ツールの設計

    作成2011.05.16
  1. 光学設計
     まずは、画像処理検討用開発ツールの光学系の設計仕様詳細を検討します。
     基本仕様を下記に示します。
    No 項目 仕様
    1 光学倍率 4倍
    2 NA 0.04
    3 照明σ 0.6
    4 設計波長1(nm) 656.3
    5 設計波長2(nm) 546.1
    6 設計波長3(nm) 486.1
    画像処理検討用開発ツールの光学系の設計仕様詳細に行く。
     上記ファイルには、 光学系の設計仕様詳細と波面収差、スポットダイアグラム、収差を考慮した投影像の光強度 分布評価結果等がまとめられています。

  2. 公開機械図面の図面体系
     図面体系とは、多数枚の図面の関係でありJIS規格等で明確には定められていません。
     図面体系は各部署で独自に決定できます。

     図面は番号をつけて管理します。 図番のつけ方の事例を図1-1に示します。


     製作・調整に必要な資料は全て容易に取り出せなければなりません。 このための仕組みが図面体系です。
     図面体系の事例を図1-2に示します。

     図1-2に示す体系においいては、総加工部品表から全ての関連資料を 知ることができます。
     ただし、図1-2の体系においては、総加工部品表以外からは、全ての 関連資料を知ることはできません。

  3. 公開機械図面
    画像処理検討用開発 ツール加工部品表
    画像処理検討用開発 ツール購入部品表
    画像処理検討用開発 ツール組図
    底板
    側面板
    後面板
    上面板
    光学ブロック
    照明絞り板
    NA絞り
    スペーサ
    レンズ押さえ
    遮光板

     一般的に部品の固定はボルトを用いますが、ハーフミラーの固定においては加圧による変形をさける ため接着としました。(ハーフミラーは変形しないように固定する必要があります。)
     USBカメラは一例としてアートレイのカメラを指定しましたが、これに限定する必要はありません。 リアルタイムの画像処理検討が不要の場合はより安価な構成が可能です。





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