「特設講座」有能エンジニアのための実用数値計算
2010.12.06〜
有能なエンジニアの皆さん、ようこそ！！有能なエンジニアとは？エンジニアにとって改善や開発を効率的にかつ確実に行えることは重要です。この過程で数多くの実験等を行っていますが、やみくもに数多くの実験のみを行うのは必ずとも効率的とは言えません！！
まず、対象とする課題の仮説や原理モデルをたて、これが正しいかどうかを実験で証明するのが一般的です。さらには仮説や原理モデルを数学モデルにあてはめ、数学的な方程式で表わすことができれば、実験する前に方程式を解くことにより、実験結果がどうなるか？ほとんど予測することができます。
数学モデルは一般的に複雑な方程式となることが多く、代数的に解くことは一般的に困難ですが数値計算によれば、ほとんどの方程式の解を求めることができます。
課題を数学モデルにあてはめ、数値計算で解を求め、実験で理論の正当性を確認できる。これこそ、有能エンジニアの条件のひとつではないでしょうか？
サンプルプログラム・サンプルプログラムは可能な限り、「Java Script」を用いる予定です。数値計算用としては決して優れたプログラム言語ではありませんが、インターネット上で基本的にはほとんど全ての種類のパソコンで動作します。
・また、数学モデルは課題ごとに異なり、汎用的な数値計算プログラムはほとんど役にたちません！！従って、ここでは数値計算の原理とプログラム方法を理解していただきたいと思います。
・「Java Script」は機能的には不十分ですが理解しやすく、どのパソコンでも動作し、特別の開発用ソフトも必要としません！！
・サンプルプログラムは「ソースを保存」を選択することにより、容易にコピーできます。しかし、コピーをそのまま使う程度では有能なエンジニアとはいえません。自分なりにアレンジしてみて下さい。
１章：ニュートン法により代数方程式の解を求めるに行く。２章：数値積分に行く。３章：常微分方程式に行く。４章：応用：XYステージの特性に行く。５章：光学の基礎に行く。６章：画像信号処理方法に行く。７章：Gauss-Newton法に行く。(98年7月29日追加)あとがき・リソグラフィの将来に行く。半導体製造装置リンクのページに行く。御意見、御希望、苦情等はこちらまでお願いします。
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小森谷 進
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